山じまいのため、また大朝日岳の小屋に行ってきました。
前回書いた記事も山ばっかりだったのに、また山です。
今回は、山岳会の先輩たちと一緒に日帰りです。
登山口の古寺鉱泉を出たのは6時過ぎ。
入山届けを出しているのではなく、入っているか確認しています。

鉱泉上の尾根では、尾根のかたちの影が、となりの尾根に映っていました。

古寺山近くでは、月山の手前、大井沢の谷間にもやがたまっているのが見えます。
雲海というのではないのかもしれませんが、こういうのも楽しいですね。

この数日前には、すっかり冷え込み、うちのまわりでも霜がおり、氷が張りました。
山は寒いかな?と思いましたが、あまり寒くなく、陽が当たると汗ばむくらい。
小朝日岳は、今回は巻き道を行かずに山頂へ。
みんな、今年の大朝日は最後、というつもりなので、小朝日にも登っておきます。
その途中で撮った小朝日岳から鳥原山に向かう尾根の様子。
いつもは、背景の山肌に埋もれて目立たない尾根ですが、尾根を大朝日のほうからやってくるガスが踊り、なかなかの光景でした。

小朝日岳を通り過ぎ、大朝日へ向かう途中。これまたガスの切れ間に御影森山。
ああ、今年もあちらのルートに行けなかった。

会の先輩たちと行く山というのも格別で、いろいろな場所やら、地名の由来やら、ここで昔こういうことがあったとか、なんとか。そういう非常にローカルな話題で盛り上がりながら山を行きます。
登山道の右(北)には、平行にならぶ三本の尾根。
手前は、中岳から、次は西朝日岳と中岳の鞍部から、一番向こうは、西朝日と竜門の間の肩から伸びる尾根です。
向こうに平行にある、右(東)に下がる尾根は、ユーフン山から清太岩山の尾根。
そちらにも、南に沢があり、尾根があります。
長い年月のうちに、おおきなこんもりとした山が削られて、沢ができ、尾根ができ。

ちょっと引いて広角に撮ってみると、このようになります。
尾根の上にだけ、行列を作るように並ぶ木々。
山の中腹にも、くぼんでいるところには大きな木が無く、尾根になっているところにだけ大きな木があります。

また、緑の山肌はちいさな木なのでしょう。そして明るい茶色のところは草。
春の残雪のころに来ると、このような植物の分布とおなじように雪が残ったり、滑ったりしているのだろうな~、なんて予想はしつつ、でも、やっぱり予想だけでなく、実際にそうなっているのか確かめずには居られない。
だから、また来る、と。まあ、好奇心の再生産みたいな感じがしてきりがありません。
今回は、時間だとかは省略。
銀玉水からの登りでは、ようやく雪がありました。
先輩方も、「新雪踏んだよ~」と、いう感じでちょっとはしゃぐ。
ぼくは雪だまを作りました。月山のうえに乗っけてみます。
あと、一月ほどで嫌になるほど雪を見られる、というか苦しまされるのにも関わらず、その年初めての雪はうれしいですね~。なんでだろう?

小屋には、昼ごろに到着。
そうそう、小屋番さんに、この鐘はなんのためにあるのでしょうか?
とお聞きしました。
そしたら、ガスが濃かったり、吹雪のときに小屋はここです、と知らせるためのものだそうです。
ぼくは確認できそうにありませんが、冬の吹雪のときには、風でこの重そうな鐘が揺れ、ご~んご~んと小屋を知らせるのだとか。音色は、お寺の大きな鐘ほど低くはなく、軽めのご~ん。
気になるかたは、ぜひ音を聞きにきてくださいまし。

「昭和三十六年七月吉日 朝日山系遭難対策委員会」と書いてありました。
数年前に、5月に行ったときに、吹雪のためかロープが切れて沢のほうに転がっていたこともありました。今年はこのまま、冬を迎えますが、大丈夫かな?
山頂にも行きました。ほら、山じまいなので。
山頂からは、夏のような雲。

ちかくにも、雪があるので、ナナカマドの実を目に、ハイマツの落ち葉をひげにして雪のうさぎを作ってみましたよ。三角点のうえに置いてみます。

う~む。
ちょっとしっくりこないので、そのとなりのケルンに乗せてみる。

山頂の丸いの(頂標?)にも乗せてみます。

はて!
しまった。目が赤いのは、食用うさぎでした。ノウサギは目が赤くありません。
といいますか、耳を忘れた。
これは・・・ねずみかな~。サイズもそんな感じになってしまった。
いやいや、遊んでいる場合ではありません。
今回は、小屋の窓などの鍵を再確認、あと、荷物をちょっと揚げ、協力金の回収。
(注:小屋は、避難小屋なので、冬もドアの鍵は開いています。窓などはうっかりすきまが開いていると、そこから雪が吹き込み、部屋のなかが氷漬けになってしまいます。小屋が氷漬けになって、入れなくなったら大変なことになるので、窓は小屋を発つときに確認お願いします。)
そのあと、昼ごはんをみんなで食べました。
下山しつつ、気になっていたものを探します。
9月28日「気になった虫と下山 作業の様子 大朝日岳と稜線部保全作業5」で見つかった、ハイマツを食べるハバチの幼虫らしき虫。
小屋番さんが、小屋でしばらく飼って、繭になるところまではわかりました。
そのときには、バケツで飼っていたので、野外でどのようなところに繭を作るものか?小屋番さんも気になっていて、探してみようということになりました。
ハイマツの下は、こんな感じ。
風もあたらず、落葉でふかふか。あまり湿気もあたりません。
これならば、冬も越せそうだ。そんな感じがします。きっといろいろな生き物が、こういう場所を頼りに、山に住んでいるのだろうな~、などと想像します。

あたりをがさごそと落ち葉をめくったり、ほかの葉の裏を探したり、幼虫の食べ後のある枝を辿ったりしますが、今回は残念ながら発見にいたりませんでした。
虫は今、とあるところの研究所に送られて調査中だそうです。
ほかの山域でも発生し、ハイマツが枯れまくった時の虫なのか、あたらしい種なのか。
専門家は、専門家として研究するとしても、いくつも体があるわけでも、目の玉が多いわけでもないので、山に行くひとがちょっとずつ、広く観察することは、大事だ。そういう気がします。
うむうむ。そんなことをしていたら、ちょっと下山が遅い時間になりました。
14時ころ、小屋近くの繭を探していた場所から、山じまいの行事をする古寺鉱泉に下山をはじめました。
このころから、ガスは濃くなり、小雨が風に混じるようになりました。
下を見ると、ブナが白く見えました。

鉱泉についたのは、17時30分を過ぎてから。
写真は「古寺鉱泉朝陽館(ちょうようかん)」のランプ。

続きは、古寺鉱泉の様子を明日にでも。
Plant×50
ハイマツ(枝の下の暖かそうなところ)・・・1種×50=50円
climb×100
大朝日岳(何度目だ、と言われそうですが)・・・1座×100=100円
11月1日から累計1,500円 10月:3,900円 9月:3,700円 4~8月:18,150円
前回書いた記事も山ばっかりだったのに、また山です。
今回は、山岳会の先輩たちと一緒に日帰りです。
登山口の古寺鉱泉を出たのは6時過ぎ。
入山届けを出しているのではなく、入っているか確認しています。

鉱泉上の尾根では、尾根のかたちの影が、となりの尾根に映っていました。

古寺山近くでは、月山の手前、大井沢の谷間にもやがたまっているのが見えます。
雲海というのではないのかもしれませんが、こういうのも楽しいですね。

この数日前には、すっかり冷え込み、うちのまわりでも霜がおり、氷が張りました。
山は寒いかな?と思いましたが、あまり寒くなく、陽が当たると汗ばむくらい。
小朝日岳は、今回は巻き道を行かずに山頂へ。
みんな、今年の大朝日は最後、というつもりなので、小朝日にも登っておきます。
その途中で撮った小朝日岳から鳥原山に向かう尾根の様子。
いつもは、背景の山肌に埋もれて目立たない尾根ですが、尾根を大朝日のほうからやってくるガスが踊り、なかなかの光景でした。

小朝日岳を通り過ぎ、大朝日へ向かう途中。これまたガスの切れ間に御影森山。
ああ、今年もあちらのルートに行けなかった。

会の先輩たちと行く山というのも格別で、いろいろな場所やら、地名の由来やら、ここで昔こういうことがあったとか、なんとか。そういう非常にローカルな話題で盛り上がりながら山を行きます。
登山道の右(北)には、平行にならぶ三本の尾根。
手前は、中岳から、次は西朝日岳と中岳の鞍部から、一番向こうは、西朝日と竜門の間の肩から伸びる尾根です。
向こうに平行にある、右(東)に下がる尾根は、ユーフン山から清太岩山の尾根。
そちらにも、南に沢があり、尾根があります。
長い年月のうちに、おおきなこんもりとした山が削られて、沢ができ、尾根ができ。

ちょっと引いて広角に撮ってみると、このようになります。
尾根の上にだけ、行列を作るように並ぶ木々。
山の中腹にも、くぼんでいるところには大きな木が無く、尾根になっているところにだけ大きな木があります。

また、緑の山肌はちいさな木なのでしょう。そして明るい茶色のところは草。
春の残雪のころに来ると、このような植物の分布とおなじように雪が残ったり、滑ったりしているのだろうな~、なんて予想はしつつ、でも、やっぱり予想だけでなく、実際にそうなっているのか確かめずには居られない。
だから、また来る、と。まあ、好奇心の再生産みたいな感じがしてきりがありません。
今回は、時間だとかは省略。
銀玉水からの登りでは、ようやく雪がありました。
先輩方も、「新雪踏んだよ~」と、いう感じでちょっとはしゃぐ。
ぼくは雪だまを作りました。月山のうえに乗っけてみます。
あと、一月ほどで嫌になるほど雪を見られる、というか苦しまされるのにも関わらず、その年初めての雪はうれしいですね~。なんでだろう?

小屋には、昼ごろに到着。
そうそう、小屋番さんに、この鐘はなんのためにあるのでしょうか?
とお聞きしました。
そしたら、ガスが濃かったり、吹雪のときに小屋はここです、と知らせるためのものだそうです。
ぼくは確認できそうにありませんが、冬の吹雪のときには、風でこの重そうな鐘が揺れ、ご~んご~んと小屋を知らせるのだとか。音色は、お寺の大きな鐘ほど低くはなく、軽めのご~ん。
気になるかたは、ぜひ音を聞きにきてくださいまし。

「昭和三十六年七月吉日 朝日山系遭難対策委員会」と書いてありました。
数年前に、5月に行ったときに、吹雪のためかロープが切れて沢のほうに転がっていたこともありました。今年はこのまま、冬を迎えますが、大丈夫かな?
山頂にも行きました。ほら、山じまいなので。
山頂からは、夏のような雲。

ちかくにも、雪があるので、ナナカマドの実を目に、ハイマツの落ち葉をひげにして雪のうさぎを作ってみましたよ。三角点のうえに置いてみます。

う~む。
ちょっとしっくりこないので、そのとなりのケルンに乗せてみる。

山頂の丸いの(頂標?)にも乗せてみます。

はて!
しまった。目が赤いのは、食用うさぎでした。ノウサギは目が赤くありません。
といいますか、耳を忘れた。
これは・・・ねずみかな~。サイズもそんな感じになってしまった。
いやいや、遊んでいる場合ではありません。
今回は、小屋の窓などの鍵を再確認、あと、荷物をちょっと揚げ、協力金の回収。
(注:小屋は、避難小屋なので、冬もドアの鍵は開いています。窓などはうっかりすきまが開いていると、そこから雪が吹き込み、部屋のなかが氷漬けになってしまいます。小屋が氷漬けになって、入れなくなったら大変なことになるので、窓は小屋を発つときに確認お願いします。)
そのあと、昼ごはんをみんなで食べました。
下山しつつ、気になっていたものを探します。
9月28日「気になった虫と下山 作業の様子 大朝日岳と稜線部保全作業5」で見つかった、ハイマツを食べるハバチの幼虫らしき虫。
小屋番さんが、小屋でしばらく飼って、繭になるところまではわかりました。
そのときには、バケツで飼っていたので、野外でどのようなところに繭を作るものか?小屋番さんも気になっていて、探してみようということになりました。
ハイマツの下は、こんな感じ。
風もあたらず、落葉でふかふか。あまり湿気もあたりません。
これならば、冬も越せそうだ。そんな感じがします。きっといろいろな生き物が、こういう場所を頼りに、山に住んでいるのだろうな~、などと想像します。

あたりをがさごそと落ち葉をめくったり、ほかの葉の裏を探したり、幼虫の食べ後のある枝を辿ったりしますが、今回は残念ながら発見にいたりませんでした。
虫は今、とあるところの研究所に送られて調査中だそうです。
ほかの山域でも発生し、ハイマツが枯れまくった時の虫なのか、あたらしい種なのか。
専門家は、専門家として研究するとしても、いくつも体があるわけでも、目の玉が多いわけでもないので、山に行くひとがちょっとずつ、広く観察することは、大事だ。そういう気がします。
うむうむ。そんなことをしていたら、ちょっと下山が遅い時間になりました。
14時ころ、小屋近くの繭を探していた場所から、山じまいの行事をする古寺鉱泉に下山をはじめました。
このころから、ガスは濃くなり、小雨が風に混じるようになりました。
下を見ると、ブナが白く見えました。

鉱泉についたのは、17時30分を過ぎてから。
写真は「古寺鉱泉朝陽館(ちょうようかん)」のランプ。

続きは、古寺鉱泉の様子を明日にでも。
Plant×50
ハイマツ(枝の下の暖かそうなところ)・・・1種×50=50円
climb×100
大朝日岳(何度目だ、と言われそうですが)・・・1座×100=100円
11月1日から累計1,500円 10月:3,900円 9月:3,700円 4~8月:18,150円