くいにかけた稲束がちょうどよく乾きました。
今日は、お昼からお休みをいただきまして、脱穀をしました。
※脱穀は、イネの穂から、もみをとる作業です。

10月8日「イネのかけかえ2回目 ミツバカエデとネコ」の続きの作業です。

午前中に、父が脱穀していて、もみの袋がいくつもおかれていました。
ぼくが、午後から帰ります、ということで、重いものを持つのがたいへんなのでぼくのトレーニング(?)のために仕事をためておいてくれました。
山の草とか花とか虫とか-脱穀のあと

もみの袋は、20kg~30kgくらいでしょうか。
子どものころは、ずいぶんと重く感じましたけれど、今になるとあまり、そうでもないかな。
大人になるにつれて、だんだんと重く感じなくなるのが、毎年成長するようで嬉しかったのを覚えています。
山の草とか花とか虫とか-もみのふくろ
とはいえ、延々と背負って運んでいるとだんだんと足にくるのですけれど。
段々の田んぼになっているので、標高差があるのでした。

くいの稲穂は、こんな色合いに。
乾いた感じがしますねえ。
山の草とか花とか虫とか-乾いた稲穂

脱穀の様子です。
機械のなかには、足踏み脱穀機とおなじような突起のあるドラムが入っていて、基本的にはあまり構造に変化がありません。今は、自走式になった、というだけかな。
山の草とか花とか虫とか-脱穀機

脱穀機からは、もみの袋にどんどんともみが入っていきます。
この脱穀機も、もみ袋も、ぼくよりも年上なくらいなので、壊れたり破れたり。
もみの袋が丈夫ならば、えいやあ、と一気に背負えるので楽なのですけど、力を入れると破れてしまうので、ゆっくり力を入れないといけなくって、背中に乗せるまではちょっとたいへん。
山の草とか花とか虫とか-もみが袋にはいる
ふくろへのもみのつめ具合もありますけれど、今年は60袋分くらいになりました。

今日はよく晴れました。朝には、霜が降りたそうです。
昨日は、帰宅が遅くなり、夜更かしになってしまったので、朝起きたら霜はもう溶けていました。
日暮れ近く、ようやく作業が終わりました。
空気が澄んでいるときの夕方の青空は、ほんとに濃い色になりますね。
山の草とか花とか虫とか-青空に白い雲

雲が、徐々に色付いていきました。
山の草とか花とか虫とか-金色の雲

山の草とか花とか虫とか-茜雲1

山の草とか花とか虫とか-茜雲2

田んぼのとなりの林には、オレンジ色に光る雲。
山の草とか花とか虫とか-田んぼのとなりの林

小屋に、もみ袋を運び入れました。これを乾燥機に入れて仕上げの乾燥をします。
山の草とか花とか虫とか-小屋のもみ袋

天日乾燥でも、家族で食べるには充分に乾燥しているのですが、出荷するためには、水分のパーセントを調節しないといけません。
このわく、みたいなのが乾燥機です。ポリタンクから、ちびちびっと灯油が出て、下の皿で燃えているのをファンで送風するだけの仕組み。これまた、何十年使っているのやら。
壊れて、手作業で直して、壊れては直し。
山の草とか花とか虫とか-乾燥機

うえの写真の、奥に写っているのは、「きっつ」という米を保存しておくところ。
小屋に作りつけです。
山の草とか花とか虫とか-きっつ

このきっつは、ひいひいじいさんが作ったのだったかなあ?
たいへん器用な人だったようです。
板がはずれるようになっていて、その奥にもみを保存します。
はしごも、手作りだと思います。

今年の田んぼもここまで来ました。
これで、あと一年。うちの家族は、みんなごはんを食べられます。

脱穀をすると、イネのちくちくした毛が体のあちこちについて、ちくちくちくちく、っとします。
みんな早くにお風呂に入り、夕ごはんを食べました。

今日は、日が暮れるまで作業をして、帰って、みんなで夕ごはん。
毎日、こうだったら良いのになあ、なんて思うのでした。