「天狗の小屋 天狗角力取山と障子ヶ岳2」のつづきです。第3話。
二日目は、朝に東京から来たパーティのあとに、7:18、小屋を発ちました。
小屋から、障子ヶ岳のルートに素直に行くと、5時間ほどのコースなので、昼にはふもとについてしまいます。せっかく一泊したのだから、それではもったいない。と思い、朝日連峰の主稜線に続く二ッ石山を通って、三方境に行くルートを途中まで行って、帰ることにしました。
あまり下山が遅くなるのも不安なので、1時間30分くらい歩いて、眺めの良いところまで行って、帰ろうかしらん?といった感じ。
小屋を出て、7:25。
天狗角力取山山頂につきました。
この山の山頂は、のっぺりとして頂上という感じではありません。
1376mと書いてあります。

山頂から、望遠で障子ヶ岳方向。
写真の奥に、ガスにつつまれているのが、障子ヶ岳へと続く尾根。ぎざぎざです。
その根元付近は、障子ヶ池。そして、その左の平らになっているところが、障子ヶ池真上の小高いところです。帰りのコースは、あのぎざぎざの上を通って行くのだ、と思いました。

天狗角力取山から、三方境方面へと、南西に下っていきます。
くだりの途中に、アカミノイヌツゲの実がたくさんなっていました。
いやあ、これはクリスマスの装いですなあ。

7:47
休憩は、あまりしないぞ、と思っているのに、なぜだか尾根の左の木々が開いているところで眺めが良いものだから休憩・・・。10分ほど。
小朝日岳のシルエットが見えますが、大朝日岳はガスのなかでした。

オオカメノキの芽がありました。
おおっ!こ、これは。
芽が、水泳の飛び込みの体勢みたいです。なんと可愛らしいったら。

上に葉などのない寒さのあたるところの葉は、シックな色合いに色づいていました。

8:20
ウツノシマ峰は、地図には載っていませんが、このような頂標がありました。
まわりは、あまり展望が良くありませんでした。

この付近の尾根道の気持ちよいことと言ったらありませんでした。
道は、テンポよく尾根を左に右に。
ちいさなピークをいくつも越えていきます。
足元には、落ち葉が積もり、通る人が少ないためか落ち葉は新品のようです。
人通りの多い道では、葉が砕けて行ってしまいますからね。

懐かしい道、というのはあるもので、以前に都市計画のおはなしを聞いたときに、「懐かしさを感じる道とは」みたいな話を聞きました。
ここの道は、同じようなちいさなピークがいくつもあり、右に左に、上ってはちょっとくだりを繰り返しますが、同じような景色が、繰り返し現れると、初めて通る道でも、懐かしさを感じてしまうのだそうです。10分前に通ったところと、同じような景色がいくつも現れます。
ウツノシマ峰付近からの三方境方向。
奥のガスのなかに、三方境があります。
手前の水平の尾根の右端は、この日に行った見晴し台のところです。

8:44
見晴し台は、地図に載っていませんが、これも山頂にカウントしましょ。
名のとおり、見晴しの良い、折り返しにちょうど良いところなので、この日は、ここまでで、折り返すことにしました。

見晴し台からは、以東岳の東にあるエズラ峰のあたりが良く見えました。
以東岳は、午後には見えましたが、この時にはまだガスのなかでした。
しかし、なんという威容。

今回は、こないだ、買ったザックを背負ってきました。「Arc'teryx ALTRA 75」というザック。
おおきなザックが欲しいな、欲しいなとお店に、80Lのものを探しに行き、相談したら、いろいろ背負って・・・結果、これになりました。
これまで、使っていたものは55Lで、いろいろ入れていくうちに容量がたりなくなってしまっておりました。
おおきいのは、良いですね~。ぽいぽいっといろんなものを入れても、まだはいるなあという感じです。

この日は、一眼レフカメラを二台、交換レンズを1本。
食料も、ずいぶんてきとうにぽんぽんと入れてきました。重くはなっても、しっかり作ってあるものだから、ずいぶんと歩くのが楽でした。こんなに違うものか、と思ったなあ~。
10分ほど、あちこちを撮って、さて帰ります。

左奥のちょっと飛び出た高いところが障子ヶ岳。
その手前に横たわるのは、天狗角力取山の尾根。
手前から伸びた尾根の小高いところが、先ほど通ったウツノシマ峰です。
ああ、ずいぶんと遠くに来たものだ。ここまで、小屋から2kmほどとは思えない眺めでした。
まだ続きます。すみません。
明日は、障子ヶ岳までいきましょうかね。
Plant×50
アカミノイヌツゲ、オオカメノキ・・・2種×50=100円
climb×100
天狗角力取山、ウツノシマ峰、見晴し台・・・3座×100=300円
10月1日から累計1,700円 9月:3,700円 4~8月:18,150円
二日目は、朝に東京から来たパーティのあとに、7:18、小屋を発ちました。
小屋から、障子ヶ岳のルートに素直に行くと、5時間ほどのコースなので、昼にはふもとについてしまいます。せっかく一泊したのだから、それではもったいない。と思い、朝日連峰の主稜線に続く二ッ石山を通って、三方境に行くルートを途中まで行って、帰ることにしました。
あまり下山が遅くなるのも不安なので、1時間30分くらい歩いて、眺めの良いところまで行って、帰ろうかしらん?といった感じ。
小屋を出て、7:25。
天狗角力取山山頂につきました。
この山の山頂は、のっぺりとして頂上という感じではありません。
1376mと書いてあります。

山頂から、望遠で障子ヶ岳方向。
写真の奥に、ガスにつつまれているのが、障子ヶ岳へと続く尾根。ぎざぎざです。
その根元付近は、障子ヶ池。そして、その左の平らになっているところが、障子ヶ池真上の小高いところです。帰りのコースは、あのぎざぎざの上を通って行くのだ、と思いました。

天狗角力取山から、三方境方面へと、南西に下っていきます。
くだりの途中に、アカミノイヌツゲの実がたくさんなっていました。
いやあ、これはクリスマスの装いですなあ。

7:47
休憩は、あまりしないぞ、と思っているのに、なぜだか尾根の左の木々が開いているところで眺めが良いものだから休憩・・・。10分ほど。
小朝日岳のシルエットが見えますが、大朝日岳はガスのなかでした。

オオカメノキの芽がありました。
おおっ!こ、これは。
芽が、水泳の飛び込みの体勢みたいです。なんと可愛らしいったら。

上に葉などのない寒さのあたるところの葉は、シックな色合いに色づいていました。

8:20
ウツノシマ峰は、地図には載っていませんが、このような頂標がありました。
まわりは、あまり展望が良くありませんでした。

この付近の尾根道の気持ちよいことと言ったらありませんでした。
道は、テンポよく尾根を左に右に。
ちいさなピークをいくつも越えていきます。
足元には、落ち葉が積もり、通る人が少ないためか落ち葉は新品のようです。
人通りの多い道では、葉が砕けて行ってしまいますからね。

懐かしい道、というのはあるもので、以前に都市計画のおはなしを聞いたときに、「懐かしさを感じる道とは」みたいな話を聞きました。
ここの道は、同じようなちいさなピークがいくつもあり、右に左に、上ってはちょっとくだりを繰り返しますが、同じような景色が、繰り返し現れると、初めて通る道でも、懐かしさを感じてしまうのだそうです。10分前に通ったところと、同じような景色がいくつも現れます。
ウツノシマ峰付近からの三方境方向。
奥のガスのなかに、三方境があります。
手前の水平の尾根の右端は、この日に行った見晴し台のところです。

8:44
見晴し台は、地図に載っていませんが、これも山頂にカウントしましょ。
名のとおり、見晴しの良い、折り返しにちょうど良いところなので、この日は、ここまでで、折り返すことにしました。

見晴し台からは、以東岳の東にあるエズラ峰のあたりが良く見えました。
以東岳は、午後には見えましたが、この時にはまだガスのなかでした。
しかし、なんという威容。

今回は、こないだ、買ったザックを背負ってきました。「Arc'teryx ALTRA 75」というザック。
おおきなザックが欲しいな、欲しいなとお店に、80Lのものを探しに行き、相談したら、いろいろ背負って・・・結果、これになりました。
これまで、使っていたものは55Lで、いろいろ入れていくうちに容量がたりなくなってしまっておりました。
おおきいのは、良いですね~。ぽいぽいっといろんなものを入れても、まだはいるなあという感じです。

この日は、一眼レフカメラを二台、交換レンズを1本。
食料も、ずいぶんてきとうにぽんぽんと入れてきました。重くはなっても、しっかり作ってあるものだから、ずいぶんと歩くのが楽でした。こんなに違うものか、と思ったなあ~。
10分ほど、あちこちを撮って、さて帰ります。

左奥のちょっと飛び出た高いところが障子ヶ岳。
その手前に横たわるのは、天狗角力取山の尾根。
手前から伸びた尾根の小高いところが、先ほど通ったウツノシマ峰です。
ああ、ずいぶんと遠くに来たものだ。ここまで、小屋から2kmほどとは思えない眺めでした。
まだ続きます。すみません。
明日は、障子ヶ岳までいきましょうかね。
Plant×50
アカミノイヌツゲ、オオカメノキ・・・2種×50=100円
climb×100
天狗角力取山、ウツノシマ峰、見晴し台・・・3座×100=300円
10月1日から累計1,700円 9月:3,700円 4~8月:18,150円