今日、空さんからわたのたねが届きました。たいへんありがとうございます。
興味津々です。
さっそく開けていろんな角度から眺めてみたり、毛をいじってみたり。
ふむふむ。なんと興味深い植物でしょうか。

※掌紋がふかくて見苦しい手ですみません。
わたも入れていただいていました。(ヤマゴボウで染めた素敵な色合いの和紙も)
さっそく綿雲といっしょに撮ります。やっぱり似ている。
白いのは、和種のワタだそうです。しかし、このような繊維がタネからでているとは、なんとも不思議です。

うえの写真も、夕方に撮ったのでちょっと色合いが偏っている気がします(調整はしました)。
これは茶色のワタ(洋種だそうです)、いわゆる生成りの綿の色というと、このイメージです。

こっちは、緑。緑は、肉眼で見ると、もっと抹茶のような色合いでした。

ええと、誘惑に負けて、ちょっとだけ糸に紡いでしまいました。
なるほど~。これが木綿糸だ!

ワタは、5月ころに播種とのことです。
もうねえ。待ちきれなくって蒔いてしまうところでした。
空さんも寒さを心配してくれたのですが、夏に育つものなのできっと大丈夫かなと思います。
そういえば、以前、秩父の花園というところに行った際に、ショカツサイ(ハナダイコン、ムラサキハナナ、オオアラセイトウなどの名があります)の紫色に感動して、種をいただいたことがありました。
あれは、前年の今頃にまいて、ちょっと育ったところで冬を越すのですが、大きくなりすぎると雪でやられてしまい、冬を越すのはちいさい株だけになり、露地では大きく育ちませんでした。
畑の一角で、自生するか観察したのですが、1年目に結実し2年目は咲いたのですが3年目は露地では自生しませんでした。いまは、鉢に数株、毎年咲いております。
(※タネをいただいたはなしで思い出したまま書いてしまいました)
そうだそうだ。繊維といえば、うちの近くにも繊維のとれる植物がありました。
うちのちかくでは、「アオソ」。全国的には、カラムシ、苧麻(ちょま)などいろんな名のある植物です。かつて栽培されたものが、いまでも自生しているのか、もともと自生なのかよくわかりませんが、うちの地域では盛んに栽培され、繊維は京都などに送られて織られ、裃などになったといいます。

葉は、シソに似ているのですが、イラクサ科となっていてウワバミソウやアカソと近い種です。
ちなみに、うえの写真でブリッジしている幼虫はフクラスズメの幼虫。
フクラスズメの幼虫は、うちのちかくでは「アオソムシ」なのですが、となりの谷間の大井沢では「アカソムシ」とのこと。大井沢は木地師(漆器のベースになるおわんのもと)を作る職人が多かったともきくので、かつての産業のあとが偲ばれます。
月山付近では、このフクラスズメが大発生しているとのことで、こないだ軒並み茎だけになったアカソを撮影してきましたが、今日はまあ、良いでしょう。またべつなおはなしです。
ワタの場合は、実についている繊維なわけですが、アオソは茎から繊維をとります。

表皮をはがして。

金属のこて、みたいな道具で、杉の薄板のうえで緑の表面を取り除くと、白い繊維がでてきます。
これは、以前撮っておいた写真なのですが、このときは道具がなく、ナイフの背と指でやったため、緑の部分が残ってしまいました。

もうちょっと手をかけて、乾燥するとこのような感じになります。
この時点でものすごい強度です。

縒りをかけるとこんなかんじに。
もともと、細く長い繊維のため、かなり細くすることができます。

ぼくのよく行く川は、古名を「漆川」といい、かつては周辺でウルシをたくさん作っていたとのこと。
この、アオソの糸は、なんとまあ、釣りの糸にもウルシびきして使ったといいます。
残念ながら、このアオソの糸。もともと硬いのでなかなか長くつなげるのが難しいのです。
ワタだと細く長く紡げるのですが、これはもっと別な手仕事がいるそうで、それがどんな方法であるのかまだ知らないのでした。

いじっていたらごちゃごちゃになってしまったの図。
快刀乱麻、とはこのような状況をうちはらうような光景なのでしょうね~。
山形のかつての、産物として有名なのが「ベニバナ」なのですけど、資料を読むと、最上川沿いの平地に作付けしたあったようです。そして、山間部ではこのアオソ。
アオソは風が強いと、茎同士がぶつかりあって節張り、長く均一な繊維がとれなくなるので、山間部の風のあたらぬところに作ったらしいですよ。うまいこと風土とあわせた産業形態になっていたものです。
かつて、繊維は(木綿、絹、麻、羊毛、クズなどといろいろ)手のかかるたいへんな産業だったと思いますが、現代の洋服は使い捨て。なんだかなあ~。
空さんから届いたタネでずいぶんはなしが派生してしまいましたけれど、そう、ネットも、人と人が糸みたいにネットワークできたら良い道具ですね。
(なんだか、うまいことまとまったような気がするな~)
Plant×50
ワタ、アオソ(ほかにもいろんな名)・・・2種×50=100円
蟲×50
フクラスズメ(幼虫)・・・1種×50=50円
9月1日から累計2,000円 4~8月:18,150円
興味津々です。
さっそく開けていろんな角度から眺めてみたり、毛をいじってみたり。
ふむふむ。なんと興味深い植物でしょうか。

※掌紋がふかくて見苦しい手ですみません。
わたも入れていただいていました。(ヤマゴボウで染めた素敵な色合いの和紙も)
さっそく綿雲といっしょに撮ります。やっぱり似ている。
白いのは、和種のワタだそうです。しかし、このような繊維がタネからでているとは、なんとも不思議です。

うえの写真も、夕方に撮ったのでちょっと色合いが偏っている気がします(調整はしました)。
これは茶色のワタ(洋種だそうです)、いわゆる生成りの綿の色というと、このイメージです。

こっちは、緑。緑は、肉眼で見ると、もっと抹茶のような色合いでした。

ええと、誘惑に負けて、ちょっとだけ糸に紡いでしまいました。
なるほど~。これが木綿糸だ!

ワタは、5月ころに播種とのことです。
もうねえ。待ちきれなくって蒔いてしまうところでした。
空さんも寒さを心配してくれたのですが、夏に育つものなのできっと大丈夫かなと思います。
そういえば、以前、秩父の花園というところに行った際に、ショカツサイ(ハナダイコン、ムラサキハナナ、オオアラセイトウなどの名があります)の紫色に感動して、種をいただいたことがありました。
あれは、前年の今頃にまいて、ちょっと育ったところで冬を越すのですが、大きくなりすぎると雪でやられてしまい、冬を越すのはちいさい株だけになり、露地では大きく育ちませんでした。
畑の一角で、自生するか観察したのですが、1年目に結実し2年目は咲いたのですが3年目は露地では自生しませんでした。いまは、鉢に数株、毎年咲いております。
(※タネをいただいたはなしで思い出したまま書いてしまいました)
そうだそうだ。繊維といえば、うちの近くにも繊維のとれる植物がありました。
うちのちかくでは、「アオソ」。全国的には、カラムシ、苧麻(ちょま)などいろんな名のある植物です。かつて栽培されたものが、いまでも自生しているのか、もともと自生なのかよくわかりませんが、うちの地域では盛んに栽培され、繊維は京都などに送られて織られ、裃などになったといいます。

葉は、シソに似ているのですが、イラクサ科となっていてウワバミソウやアカソと近い種です。
ちなみに、うえの写真でブリッジしている幼虫はフクラスズメの幼虫。
フクラスズメの幼虫は、うちのちかくでは「アオソムシ」なのですが、となりの谷間の大井沢では「アカソムシ」とのこと。大井沢は木地師(漆器のベースになるおわんのもと)を作る職人が多かったともきくので、かつての産業のあとが偲ばれます。
月山付近では、このフクラスズメが大発生しているとのことで、こないだ軒並み茎だけになったアカソを撮影してきましたが、今日はまあ、良いでしょう。またべつなおはなしです。
ワタの場合は、実についている繊維なわけですが、アオソは茎から繊維をとります。

表皮をはがして。

金属のこて、みたいな道具で、杉の薄板のうえで緑の表面を取り除くと、白い繊維がでてきます。
これは、以前撮っておいた写真なのですが、このときは道具がなく、ナイフの背と指でやったため、緑の部分が残ってしまいました。

もうちょっと手をかけて、乾燥するとこのような感じになります。
この時点でものすごい強度です。

縒りをかけるとこんなかんじに。
もともと、細く長い繊維のため、かなり細くすることができます。

ぼくのよく行く川は、古名を「漆川」といい、かつては周辺でウルシをたくさん作っていたとのこと。
この、アオソの糸は、なんとまあ、釣りの糸にもウルシびきして使ったといいます。
残念ながら、このアオソの糸。もともと硬いのでなかなか長くつなげるのが難しいのです。
ワタだと細く長く紡げるのですが、これはもっと別な手仕事がいるそうで、それがどんな方法であるのかまだ知らないのでした。

いじっていたらごちゃごちゃになってしまったの図。
快刀乱麻、とはこのような状況をうちはらうような光景なのでしょうね~。
山形のかつての、産物として有名なのが「ベニバナ」なのですけど、資料を読むと、最上川沿いの平地に作付けしたあったようです。そして、山間部ではこのアオソ。
アオソは風が強いと、茎同士がぶつかりあって節張り、長く均一な繊維がとれなくなるので、山間部の風のあたらぬところに作ったらしいですよ。うまいこと風土とあわせた産業形態になっていたものです。
かつて、繊維は(木綿、絹、麻、羊毛、クズなどといろいろ)手のかかるたいへんな産業だったと思いますが、現代の洋服は使い捨て。なんだかなあ~。
空さんから届いたタネでずいぶんはなしが派生してしまいましたけれど、そう、ネットも、人と人が糸みたいにネットワークできたら良い道具ですね。
(なんだか、うまいことまとまったような気がするな~)
Plant×50
ワタ、アオソ(ほかにもいろんな名)・・・2種×50=100円
蟲×50
フクラスズメ(幼虫)・・・1種×50=50円
9月1日から累計2,000円 4~8月:18,150円