今晩は、やっとこさ雲が少なくなりました。
家のまえから夏の大三角と天の川が見えました。
写真の右側にちょっと雲があるのですが、まあご愛嬌。
昨日までの星の観察は、終了したのですが、結局今夜もまた星を見ております。
アンドロメダ大星雲も撮りたかったけど、なぜだかそこから雲が動かないので撤収。
山の草とか花とか虫とか-20110804夏の大三角

ヒメムカシヨモギの花期になりましたよ。
夏には夏の花が咲きますから、ヒメムカシヨモギにだって花が咲きます。

は?という声も聞こえそうなのですが。
これです。
山の草とか花とか虫とか-ヒメムカシヨモギ環境
これは、どちらかというと街にある草なのかなと思います。
ぼくの家のまわりにはあまりありません。
アスファルトの間や、宅地造成などをした石ころごろごろとしたようなところ、そんなところにばかりに住んでおります。土壌も失い、しょうもなくなった土地に芽を出し、土を作るんですね。

そして、こんな目にまで遭う。
ぼくが通勤で通っている県道の道端です。きやつら無差別に毒撒いてイキヤガッタ。
彼らが住むのは、人が表土を荒らし、汚したようなところなんです。
森の奥などにはなかなかおりません。
植生が失われたようなところに真っ先に芽を出す、いわゆる先駆植物のひとつなのでしょう。
こんなふうに仕方なく枯れさせられても、来年にはまた間違いなく生えてくれるのだ。
諦めることも、コスト計算することもなし、その地にタネが行き着いたからには、そこに生きる。
山の草とか花とか虫とか-ヒメムカシヨモギ除草剤

ムカシヨモギなどというと、古代からの生き残り?とぼくも思っていたのですが、じつのところは、別名のゴイシングサ、イシンは維新で、明治維新のころに外国から入って日本に広まったとかなんとか。
それで、名をつけた時代はわかりませんけど、維新=昔の出来事。ということのようです。
なんだかね。微妙。

花は、こんなふうに、上のほうの葉の間からはらはらと花芽をつけます。
葉っぱはちょっとざらざら感。
山の草とか花とか虫とか-ヒメムカシヨモギ花

さあ、ヒメムカシヨモギさん。君の歌を聞かせておくれ。
草が歌を歌うのはなんと言っても花の時期でしょう。
ほらこんなに可愛らしい。
黄色い筒状花に、控えめな花びら。ちょっと蜜のつぶ。
山の草とか花とか虫とか-ヒメムカシヨモギ花

上から見たら、ほら。こんなに可憐ではないですか。
草たちにとって花とは、彼らにとって次世代に子孫を残す、一世一代の儀式、結婚式とハネムーンと出産とが一緒にきたようなもの。だろうか。
山の草とか花とか虫とか-ヒメムカシヨモギ花上から

彼らの歌は空気を震わすのでなく、ほんの小さな匂いとか、そのようなものかも知れません。
言葉も、音だけじゃあないからね。
山の草とか花とか虫とか-ヒメムカシヨモギと夏の空

今日は久々に夏らしい空になりました。
日の光を浴び、夏の風に揺れ、ほんのちいさな花を開かせた彼らの歌は、間違いなく歓喜の歌であるに違いないのだ。


Plant×50

ヒメムカシヨモギ・・・1種×50=50円

8月1日から累計250円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円 7月:6,050円