本日の21:30~22:30(JST)まで環境省の全国星空継続観察、スターウォッチング・ネットワークの星空観察に参加してきました。
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スターウォッチング・ネットワークの詳細はこちら。
星空係(ほしぞらがかり)と、これまた若干funnyな名前の団体で活動しております。
今年の観測期間は、月齢などの関係から7月21日~8月3日です。
これがまた、今年はなかなか晴れなくってねえ。期限ぎりぎりとなってきました。
今夜はちょっと星が見えたので集合してデータをとることにしました。
でも、結局曇りましたけどね。
観察の様子。
ござ、や、ブルーシートに寝ころんで双眼鏡でこと座の指定されたあたりを観察し、何等級まで見えるか用紙に記入してデータにします。
今日の参加者は、ぼくをふくめて4名。
右で上を向いているのは、うちの町の素敵な本屋さん、黒っぽい服を着ているのでちょっと見えないまんなかの人は、星好きでちょっとマニアックな趣味の奥様、右の白っぽい服は星の先生。です。

双眼鏡は対物レンズ50mm、倍率7倍がスタンダードです。
この仕様の双眼鏡は手軽で、持ち出すといつでも星をじっくりみられます。
望遠鏡も持っているのに、双眼鏡ばかり使ってしまいます。手軽なんだもの。
昨年まで、観察と一緒に撮る写真はリバーサルフィルムでしたが、今年からデジカメ(一眼のみ)のデータになりました。
提出するデータはRAW(生データ)なのですが、JPGにカメラで現像したのを載せてみます
デジカメはオリンパスのE620、レンズはOMシステムレンズの24mm、F2.8。
E620はフォーサーズ機なので、25mm前後が35mmフィルムの50mmレンズ相当になります。
撮ったのはF4.0で30秒、60秒、120秒を2セット。
撮影場所は観察したうちの町の野球場です。
結局雲ってなにがなんだか・・・。
まあ、曇りというのも大事な観測結果ですなあ。
まず、30秒。
・・・なんのこっちゃ?
雲に反射した街の灯ってこんな色なんだねえ。といったところでしょうか。
ピントを合わせる明るい星がぜんぜん見えないので、無限遠にしてあります。(ちょっとピンボケ)

次に、60秒。
・・・なんとなく写真の中央の上1/3くらいのところになにか写っています。
これはおそらくベガですね。
観察の要項では、この期間に天頂付近を夏の大三角を入れて撮れ。とのこと。

ええと、次に120秒。
おお!
上のはやはりベガ。
左下付近に、デネブっぽいのが見えています。
(双眼鏡では見えたけど眼では見えませんでした)

ああ、しっかし黄色いです。
カメラでの現像はホワイトバランスを太陽光(5200k付近)にしてあるので、まあまあ自然な色ででるはずですけどねえ。
ナトリウム灯の街灯が増えたので、それが雲に反射してこんな色になるんでしょうね。
このあとも、曇りで晴れる気配が無いので、明日、明後日にずらしてお天気待ちとなりました。
ちなみに、自宅でも撮りました。
これは30秒露光。ISO400、F4.0、24mm。
3枚上の写真がおなじ条件ですが、真っ黒。レンズキャップははずしてますよ。
空の明るさがこんなに違うんだなあ。
野球場も天の川が見えるくらいにはちゃんと暗いところなんだけどね。
まあ、曇っててなんにも見えません。月もないのでまっくら。

こんな風に、星の観察をしていると、節電とかいう以前に、夜はちゃんと暗くって良いんじゃあないのか?と思うようになります。
どこもかしこも明るすぎるというのが、天文に興味を持つ人の正直な気持ちでしょうね。
なお、一緒に活動している星空係のうち、本屋さんと先生とぼくと一緒に観測したとある現象が、この天文年鑑の数年前のものに載りました(自慢なのです)。なお、本の背景はうちのざぶとんです。

昨日の水生生物の調査に続き、なんだか調査が続いていますけど、虫、植物、天文などはアマチュアがたくさん関わって調べたりしていく分野なんだろうなあと思います。
精密な観測機器も大事ですが、対象を見つめる人が多いことも大事な下地であると思うのでした。
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スターウォッチング・ネットワークの詳細はこちら。
星空係(ほしぞらがかり)と、これまた若干funnyな名前の団体で活動しております。
今年の観測期間は、月齢などの関係から7月21日~8月3日です。
これがまた、今年はなかなか晴れなくってねえ。期限ぎりぎりとなってきました。
今夜はちょっと星が見えたので集合してデータをとることにしました。
でも、結局曇りましたけどね。
観察の様子。
ござ、や、ブルーシートに寝ころんで双眼鏡でこと座の指定されたあたりを観察し、何等級まで見えるか用紙に記入してデータにします。
今日の参加者は、ぼくをふくめて4名。
右で上を向いているのは、うちの町の素敵な本屋さん、黒っぽい服を着ているのでちょっと見えないまんなかの人は、星好きでちょっとマニアックな趣味の奥様、右の白っぽい服は星の先生。です。

双眼鏡は対物レンズ50mm、倍率7倍がスタンダードです。
この仕様の双眼鏡は手軽で、持ち出すといつでも星をじっくりみられます。
望遠鏡も持っているのに、双眼鏡ばかり使ってしまいます。手軽なんだもの。
昨年まで、観察と一緒に撮る写真はリバーサルフィルムでしたが、今年からデジカメ(一眼のみ)のデータになりました。
提出するデータはRAW(生データ)なのですが、JPGにカメラで現像したのを載せてみます
デジカメはオリンパスのE620、レンズはOMシステムレンズの24mm、F2.8。
E620はフォーサーズ機なので、25mm前後が35mmフィルムの50mmレンズ相当になります。
撮ったのはF4.0で30秒、60秒、120秒を2セット。
撮影場所は観察したうちの町の野球場です。
結局雲ってなにがなんだか・・・。
まあ、曇りというのも大事な観測結果ですなあ。
まず、30秒。
・・・なんのこっちゃ?
雲に反射した街の灯ってこんな色なんだねえ。といったところでしょうか。
ピントを合わせる明るい星がぜんぜん見えないので、無限遠にしてあります。(ちょっとピンボケ)

次に、60秒。
・・・なんとなく写真の中央の上1/3くらいのところになにか写っています。
これはおそらくベガですね。
観察の要項では、この期間に天頂付近を夏の大三角を入れて撮れ。とのこと。

ええと、次に120秒。
おお!
上のはやはりベガ。
左下付近に、デネブっぽいのが見えています。
(双眼鏡では見えたけど眼では見えませんでした)

ああ、しっかし黄色いです。
カメラでの現像はホワイトバランスを太陽光(5200k付近)にしてあるので、まあまあ自然な色ででるはずですけどねえ。
ナトリウム灯の街灯が増えたので、それが雲に反射してこんな色になるんでしょうね。
このあとも、曇りで晴れる気配が無いので、明日、明後日にずらしてお天気待ちとなりました。
ちなみに、自宅でも撮りました。
これは30秒露光。ISO400、F4.0、24mm。
3枚上の写真がおなじ条件ですが、真っ黒。レンズキャップははずしてますよ。
空の明るさがこんなに違うんだなあ。
野球場も天の川が見えるくらいにはちゃんと暗いところなんだけどね。
まあ、曇っててなんにも見えません。月もないのでまっくら。

こんな風に、星の観察をしていると、節電とかいう以前に、夜はちゃんと暗くって良いんじゃあないのか?と思うようになります。
どこもかしこも明るすぎるというのが、天文に興味を持つ人の正直な気持ちでしょうね。
なお、一緒に活動している星空係のうち、本屋さんと先生とぼくと一緒に観測したとある現象が、この天文年鑑の数年前のものに載りました(自慢なのです)。なお、本の背景はうちのざぶとんです。

昨日の水生生物の調査に続き、なんだか調査が続いていますけど、虫、植物、天文などはアマチュアがたくさん関わって調べたりしていく分野なんだろうなあと思います。
精密な観測機器も大事ですが、対象を見つめる人が多いことも大事な下地であると思うのでした。