なにを時期はずれな・・・とお思いになるかもしれませんがエゴノキです。

花は、6月の中旬でした。これはとなりの集落に下りて行く道端にあったものです。
ハクウンボクのようにごっそりとは花がつきませんが、これもかなりエレガントなたぐいの花だべなあ。
と思います。
黄色い葯。下向きの程よい密度の花つき。あくまでも清楚な花弁の色合い。
山の草とか花とか虫とか-エゴノキ大

がくの部分は、薄い緑色から、赤っぽい色味までちょっと変化が見られました。
山の草とか花とか虫とか-エゴノキ

この時期に載せたのは、うっかりほかの記事を書くのに忘れたからというわけではなく(ほんとはちょっと忘れました)実がなったから、です。
この白っぽいもさもさした表面の実は、皮の部分にエゴサポニンなる成分があるらしく、これを食べてしまうとエグみがあるからエゴノキ。とかなんとか。なかには硬い実が入っています。
皮は、う~ん。0.5mmくらいの厚さ?そのくらいです。
山の草とか花とか虫とか-エゴノキ 実

そして、ぼくのなかでは、エゴノキではなく、せっけんの実の木。でした。

夏休みに入るころに、このような実がなるのですが、実を10個くらい集めて水をつけ、もにょもにょっと揉むとぶくぶくとせっけんのように泡立つのでした。
あまり日当たりのよいところではなく、沢や小川沿いのちょいと暗めのところに多いような気がします。
そんなところにあるものだから、近くには水をつけられるようなところがもれなくあり、見つけてはぶくぶくと遊ぶのでした。
手が綺麗になった、という記憶はないので洗う効果があるのかどうなのかが不明です。

そして、その時には知らなかったのですが、この成分は魚毒性があるらしく、川に流すと魚が浮いてしまうのだそうです。
魚をとる目的で流したことがないので効果のほどは不明ですけれど。
ただ、綺麗な水が上流から流れてくれば、魚は気を取り直し大丈夫とも聞きました。
ううむ。実験するわけにもいかなそうです。

ついでに、ちょっと面白いもの。
これはエゴノキにだけできる虫こぶで、エゴノネコアシなる名のあるこぶです。
バナナのふさみたいな形になっていました。
この中身はアブラムシ、なのです。
虫こぶをつくる生き物は数種いますが、こういったものを割ると・・・ちょっと気持ち悪い気がします。
虫こぶにはたいていアブラムシか、ちいさいハエか、ハチの幼虫が入っています。
このエゴノネコアシを作るのはアブラムシでした。
山の草とか花とか虫とか-エゴノネコアシ

エゴノネコアシは、薬効として消炎、利尿、とななんとか。
こういったこぶ、見つけたら割ってみるのも面白いです。

Plant×50

エゴノキ・・・1種×50=50円


7月1日から累計5,000円  4月:3,050円 5月:3,400円 6月:2,500円