10日ほど前、タニウツギがちょうど満開でした。

ピンクの透明感のある花は、初夏から梅雨にうつりかわるころに咲きます。
これはとなりの集落のちょっと前の道路にありました。
道路沿いにはかなりどこにでもあります。
山の草とか花とか虫とか-タニウツギ

なんというか、花びらが瑞々しい。搾ったら水が出てきそうな感じです。
山の草とか花とか虫とか-タニウツギ花

もうちょっと違うところに真っ白なのもありました。
真っ白だけど、枝も葉もタニウツギでした。
手前に見えるピンクは隣の違う株のものです。
山の草とか花とか虫とか-タニウツギ白

タニウツギは別名がたくさんあります。
うちのところではガザノキ。多分枝ががさがさしているからかなあ?
あとホネカラバサミ。この木の枝で火葬のあとに骨を拾うのに使うからですね。
あとほかの地域ではカジノキと呼ぶところもあるようです。梶ではなく、火事。火葬に使うので縁起が悪いとのことらしい。
外国ではガーデニングによく使われるらしいですが、これを植栽している公園などをあまり見かけないのは、これを植えると葬式の準備してるみたいだからかな?
山の草とか花とか虫とか-タニウツギ枝

またマダニの話なのですが、これの枝にはマダニが多いと子どものころに聞かされました。
それ以来なんともこれのあるヤブには入りにくい。本当だかどうだかわかりませんけど。
たしかにマダニがつかまりやすい感じのがさがさな樹皮ですけど・・・。

本にも載っているのですが、朝日連峰周辺はシュルツェマダニというのが多いらしい。
感染症をもっている場合があって、発熱が続いたりするとのこと。
また、関節炎を起こす病気もあるらしいので注意が必要ですね。
ぼくも年に何回も服の上を這っているマダニは見つけます。
せっかくだから紹介しようと思いましたが、探すといないものです。
そのうち見つけたら載せてみたいと思います。
ちいさい2mmくらいのクモの平べったいようなダニです。
動物のいるところなら基本的にどこにでもいるようですね。

山に行ったらお風呂に入って頭も体もよく洗うこと。ナイロンの上着などを着ること。帽子をかぶること。が大事だと思います。頭皮にもつきやすいようなので帽子は必須ですね。

タニウツギが咲き終わるころには笹まきの季節ですね。
今日は昼に知り合いのおばあちゃんからもらって食べました。
帰宅したらうちでも作ってました。

クマザサの新しい葉が開くころになると、おばあちゃんたちは笹まきを作らなくっちゃ!という気持ちになるようです。これはうちの笹まき。
笹をしばるのに使うのはスゲなのですが、どうもカサスゲではないかなあと思っています。
イグサやビニールの紐で代用することも多くなったようです。
山の草とか花とか虫とか-笹まき

中身、もちごめですね。
これまた昨日の竹筒ごはんとおなじく米粒の密度が高いです。
いっこでおにぎり一個分・・・よりも多い米の量。
山の草とか花とか虫とか-笹まきなかみ

通常は、おやつとして食べるところが多いようですが、うちでは普通の食事代わりです。
先ほど8個食べました。おいしゅうございました。
なんだか昨日に続きごはんを食べてる様子の紹介です。
やはりお米はたくさん食べるのが良いです。

Plant×50

タニウツギ・・・1種×50=50円

6月1日から累計850円  4月:3,050円 5月:3,400円