ちいさなころから、どうもへそまがりなのか小さい花にばかり興味がわいてしまうのです。
家の前の庭にヤマシャクヤクが4月に咲いて見事でした。
ボタンも大きな花を咲かせました。
今はバラも綺麗ですね。
しかしながら・・・どうにもちいさいのばっかり気になってしまいます。

マーガレット!これもちっちゃいですぜ。
恥ずかしながらこれがマーガレットとはついこないだまで知りませんでした。
いろんなかたの記事にあったので、ああ、これがマーガレットね。と。
うん。なんだか自信ないのだけど。

※華爺さんからこれはマーガレットではなく、シャスタ・デージーというものではないかと教えてもらいました。園芸種の図鑑を持っていないのでネットで調べたところ、舌状花の盛り上がり方や、葉(これはぜんぜん違った)が異なりました。マーガレットは常緑とのことなので、雪国にはないのかなあ。
となると、マーガレットが見たくなります。華爺さんありがとうございました。


はい。
で、ちっちゃくないけど、と思うでしょう?

はい。
今、通勤の途中の田んぼのわきに群生しています。
昔から、田などの草刈りをする際には、こういった花の見事なものを残す習性が農家のとうちゃんにはあります。
みんなで道路の草刈りをするときなどは、ヤマユリを見事な手際で残すのだ。
あとミソハギなども。
お盆の花にしたりもするのです。残しといて。
山の草とか花とか虫とか-マーガレット道路わき

いやあ。なんというか少女趣味的な感じの花です。
ずばり「花!」って感じ。
山の草とか花とか虫とか-マーガレット群生

ちいさいのはね、これだ。※ここからは、町に行ったときに公園で撮りました。
ハエが花に訪問中なのだけど、手前のほうの黄色いつぶつぶ一つ一つがちいさいつぼみ。
つぼみたちの見事な並び方にも面白さを感じますが、各自観察してみてください。
ハエと同じくらいの大きさの開いてるのがひとつの「花」。
山の草とか花とか虫とか-マーガレットとハエ

なんだか、授業のようになってしまうのだけど、キク科の花はこういった小さい花が集まって一つの花のようになっています。
カタクリ ちいさい花束の記事のフキの花とおなじですね。
$山の草とか花とか虫とか-フキの花の白いの

ちいさい一つ一つのほうは、「筒状花」なのだけど、まわりのしろい部分の舌状花もちゃんと花。
飾りっぽいけど、花になってました。
花びらの付け根に雌しべっぽいのが見えます。
なんというか、手抜きしないのね。
山の草とか花とか虫とか-マーガレット舌状花

手抜きしないといえば、さっきのハエ。
1mm~1.5mmくらいのゴマくらいのハエだけど、手をこすってました。
なんというか、自然ってのは小さいから手抜きしてテキトウに造形しとこう、ってはならないのだね。
山の草とか花とか虫とか-ちいさいハエも手をこする

こっちも。
ちいさいちいさいハチ。
ハチの仲間はスズメバチやミツバチがハチっぽい代表みたいに思えるけど、こういったなんだかまだわかっていないハチが多いのだって。
こういうのは、いろんな幼虫に寄生したり、虫こぶを作ったりしているようです。
山の草とか花とか虫とか-ちいさいハチ

こういったちいさいのばかり見ていると、ヒメマルカツオブシムシ(たぶんね)を見て、「でかっ!」って驚けるようになります。
2.5mmくらいだと図鑑に書いてある。
感覚的には1cmくらいあるように思えた。
山の草とか花とか虫とか-ヒメマルカツオブシムシ

今日は仕事でちょっと遅くなりました。でも夏の大三角とさそり座と流れ星が見れました。
明日は星をひさびさに載せるかなあ。
しかしねえ。このブログはタイトルが「山の・・・」となっているけど、ぜんぜん山っぽくないのが続きますね。ううむ。どういったわけだ。


Plant×50

マーガレット(?)、フキ・・・3種×50=150円

6月1日から累計750円  4月:3,050円 5月:3,400円