ルリソウ

英語で言うところの「Forget me not」ワスレナグサにそっくりな花なのである。
町でプランタに植えてあるのを見たけど、ワスレナグサのほうがちょっと色が薄く、花が小さい感じだった。

うちの山や田んぼにあるのは、ルリソウのほう。

これは、写真でもわかるとおり急な斜面に咲いている。
この株があるところは、ぼくの知る限りこのあたりで一番早く咲くところ。
斜面が急なので雪が積もっていられないようなところである。
花茎が横に出るくらい急。
山の草とか花とか虫とか-ルリソウ がけの上

どんなところだかというと・・・。
こんながけの上でした。
クマザサにつかまりながら斜面を横切っていく。
ブロック積みのうえを歩くのだけど、いろんなふるいツルがあったり、ササの茎で滑りそうになったり。つかまってるクマザサが折れたら4mほど下の舗装路に落っこちるのである。
大朝日岳よりも怖い。
※しかも、コタニワタリの時に書いた穴ぼこに落ちた件の、十数分後にここに登った。
山の草とか花とか虫とか-ブロック積み

ワスレナグサの英語名の「Forget me not」とは中世のドナウ川だかで、恋人のためにワスレナグサを摘もうとして、川に落ちた話であるが、種は違うのだけども、斜面を好んで咲く習性を言い表しているのかと思う。

ぼくも落っこちるところでありました。
もしこのブログの更新が止まったら、どこかから落っこちたのかしら。
と思っていただくのもある一定の割合で正しいかもしれません。

そんな無理をしなくっても、だんだんといろんなところに咲き始めました。
これは午前中に作業した田んぼの斜面。
こんな麗しく可愛い花があったら作業がはかどりませぬ。
山の草とか花とか虫とか-ルリソウ 田んぼ

キュウリグサと同様にサソリのシッポみたいな花序。
咲く前のつぼみや咲いたばかりの花は紫やピンクがかってグラデーションになってる。
山の草とか花とか虫とか-ルリソウ サソリ型花序

図鑑によるとこの種は花序が普通2分岐すると書いてある。
こんな感じなのかな。
山の草とか花とか虫とか-花序が2分岐

近縁のものにエチゴルリソウというのもあるようで、ぼくの図鑑には種の違いが書いてあった。
そこまでは確認していないので、これはもしかしたらエチゴのほうかもしれません。
新潟が近いからね。

しかしなんでまた斜面が好きなのだろう?
日当たりの良さを好むということもあるのかと思ったが、東斜面に多く、スギやクリ林の林床の斜面にもある。
これはクリ林の株。
山の草とか花とか虫とか-ルリソウ クリ林林床

このほか、堰にそって上流から下流まで1km近くにわたって分布していました。
うちの集落近くにはあちらこちらにあるのに、ほかのところではまだ見つけてません。
意外と珍しい花なのか?

ううむ。しかし三脚を設置しずらく、人も近寄りがたい。そんな場所を選んだように咲く。
恥ずかしがり屋なのだろうかなあ。

昼食後のお昼休みがそろそろおしまいなので、これにて。

Plant×50

ルリソウ・・・1種×50=50円

5月1日から累計1,800円  4月度:3,050円