今日は雨になりました。暖かい雨で、もやっとしている。

午前中は出勤だったので、午後からちょっと散歩。
いつもの公園へ(こないだユキツバキとか撮ったところです)

ショウジョバカマがやっと咲きました。
まだまだ咲き始めで一番密度の高いだろう箇所はまだ雪がありました。
連休中くらいにはもっと咲き乱れるようになるのかなって期待。

ショウジョウバカマの花の咲き始め。つぼみのような状態。
花が準備完了のようなかたちになってからぐいっと花茎が伸びていく。
ちょっと不思議な花の成長のしかただと思う。
ユリ科であるがちょっと変わってる。多くの花は、茎が伸び、つぼみが膨らみ、開花、だろうけどね。
山の草とか花とか虫とか-ショウジョウバカマつぼみ

こちらは小さい株の花。茎にずいぶん透明感がある。
山の草とか花とか虫とか-ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマも、スプリングエフェメラルの仲間に入るのだろうか?
代表的なカタクリやイチゲの仲間などは夏に葉っぱを枯らしてお休みだけど、これはずっと葉っぱがある。ロゼット状に地面に葉を広げている。
夏に葉っぱを枯らし、お休みして省エネするタイプと、同じ葉っぱを最大限使って省エネするタイプ。
こんな違いだろうか。とはいっても、夏も極端に日光のあたらない林では、持ちこたえられないのであろう、林縁や傾斜のあるところに多い。
人があまり使わなくなった雑木林などでは数が減っていくのかも知れないと思う。
ちなみに、うちの杉林のなかではほとんど見かけない・・・。スギも常緑だからだろうか。

いつも行っている林だけど、嬉しい発見。シュンランがあった。
花のつぼみは、虫に食われたかなにかでつぼみがなくなっていた。
葉っぱだけだと、葉に幅のある種のスゲやイネ科の草と見分けがつかない。
この写真だと、やっぱりなんだかわかんないでしょ。
山の草とか花とか虫とか-シュンランの葉

付近には、まだ伸びかけのつぼみのある株もあった。くるっと見回す範囲で10株はありそう。
柳田国男さん曰く「時には幾かえりも同じ処を眺めている者にのみ神秘を説くのであった。」
まだまだ神秘とまではいかないけど、林や田んぼは何度行ってもなにかしら面白いことがあるなあ。

今日の写真は、しとしと降る雨のなか、手持ちで撮っている(いつもだけど)。
絞れないのでピントの範囲がずいぶんと浅い。
PCの画面で確認したらどこにもピントのあってないものがずいぶんあった。

ぼくの苦手なスミレ。
これはわかりやすい。ナガハシスミレだ。 だ。 だと思う。
またの名をテングスミレ。距(蜜の入ってるふくろの部分)がやたら長いのが特徴。
花の茎にはちょっと毛があった。
山の草とか花とか虫とか-ナガハシスミレ

うえから見たところ。葉っぱは心型。
山の草とか花とか虫とか-ナガハシスミレ葉
花はタチツボスミレに比べ、小さいが、葉や托葉はタチツボスミレに似てるように感じる。
花がないとたぶん見分けられないだろうな。

園内の散歩道。
山の草とか花とか虫とか-大山自然公園遊歩道

ここの公園の散歩道は、ギンランがあったり、ツルアリドオシのグランドカバー、ツルリンドウの真っ赤な実、秋には真っ赤なウルシやカエデ。
樹種は、コナラを中心にカエデ類、尾根近くはアカマツ、ちいさいヤマザクラ、アオキ、ハイイヌツゲ・・・書ききれないかぁ。まあ、明るい雑木林になっている。ぼくには、ちょっとした植物園くらいの種類が揃っているように思える。
だけどあまり人が通らない。たぶんぼくは管理人の次くらいに歩いているはず。
すれちがう人はほとんどいない。

この公園のセールスポイントは・・・ヒメサユリ。
それ以外の時期にはほとんど人が来ない。
まあ、人が来なくってぼくにはひとりじめ出来てよいのだけどね。
しかし、自生のヒメサユリは盗掘でなくなってしまった。
今咲いているのは、ヤマユリやオニユリの特徴が出てるキメラみたいな園芸種を植えたものだ。
その件については、ヒメサユリの咲くころにまた紹介したい。

雑木林のもともとの植生の草花を愛でずに、なにかよくわからないものを土壌をひっくり返しながら植栽している。ここの公園には「自然公園」と名前に入ってるが、これでは「不自然公園」だ。
残念なこと極まりない。

やはり雑木林の楽しみは、こんなの。
なんでしょ?これまた内緒。代掻きと田植えの間くらいに咲きますぞ。
山の草とか花とか虫とか-内緒の葉

Plant×50

ショウジョバカマ、ナガハシスミレ、シュンラン(葉)・・・3種×50=150円 累計2,600円