今日も朝、雪が降っていた。明日からはもう暖かくなるらしいから今朝で今シーズン最後の雪かなって思うとちょっと淋しい気がしますね。

うちの近くの街灯の柱はまだ木製。なかなか見かけなくなりました。
山の草とか花とか虫とか-雪

夕方近く、うちの町内の公園のカツラの近くを通ったときに冬芽を観察。まだまだ固いままでした。
なんだかヤギとかヒツジのひづめみたいで気にいっている木の芽です。
山の草とか花とか虫とか-カツラ冬芽さきっちょ

こんな風に枝の両脇に芽がつく。花(これまたへんな花なんだ)も葉っぱもこんな風に枝の両脇につく。
山の草とか花とか虫とか-カツラ冬芽なかほど

シルエットみたいに撮ってみた。
山の草とか花とか虫とか-カツラ冬芽シルエット

この木は若いので、樹形がサワグルミやこないだ裏山の記事にかいたハンノキの仲間と似ている。各地にある名のある巨樹になると根元から分岐する感じで樹形がちょっとちがうくなる。
この公園はちょっと乾燥していて、谷のあるような斜面、地下水が動くような場所が好きなこの木にはちょっと辛い環境のようで、さきっちょの梢のほうは枯れてしまってる。
木は自分じゃ動けないから・・・。
山の草とか花とか虫とか-カツラ樹形

樹皮をみると、縦に裂け目があってこれまたサワグルミに似ている。
$山の草とか花とか虫とか-樹皮

でも、芽を見ると一目瞭然。サワグルミはオニグルミの芽を細くした感じの芽で、去年の葉っぱが取れた後のヒツジの顔の模様もある。

カツラは、植物観察の大先輩に言わせるとエライ木、高尚なのだそうだ。
葉っぱはハートマークでこれまた好感度アップである。当然撮ってあるはず!って思ってファイルを調べたけど・・・なかった。たくさん拾い集めたけど写真は撮ってなかったのだ。うっかり。次の季節が楽しみになるわけだ(いつだって前向きです)

なんで、拾い集めるかっていうと、カツラの葉っぱは落葉するとキャラメルのような、カルメ焼きのような香りがする。あま~い香りである。11月の霜が降り始めるころに、小川沿いの遊歩道のひだまりみたいなところでほわんと甘い香りがしたらカツラの木があるかもしれませんよ。

光芒?薄明光線?ヤコブの梯子っていう呼び方もあるなあ。ヤコブさんのこぶってどんなこぶ?
山の草とか花とか虫とか-光芒 ヤコブの梯子

もうよあがりですね。(暗くなったら帰りましょ、が「よあがり」)

そうそう、昨日友人からハガキが来ていた(このブログを教えたので見てるかな?)。

フキノトウ・・・。またおんなじものを見てるんですねえ。

「やあリチャード、夜明けを見たかい」である。
山の草とか花とか虫とか-ハガキ

なんだか、日に日に記事が長々しくなってくる。さっぱりといきたいですねえ。明日から。

Plant×50

カツラ・・・1種×50 計450円