今朝は散歩を終えて帰宅後、10時30分から裏山に行ってきました。
自宅は標高300mくらいで、裏山は「館山」(国土地理院の1/25000には載ってなかった)なんていう名前で標高420mくらい。
陽のあたる場所の雪はもうぐずぐずで、新雪が深いのとまた違ったつらさがある。
登り始めてすぐにチェンソの音。おなじ集落のじいちゃんがきのこを植える木を切っていた。
この時期は、木を雪の上を滑らせて運べるのできのこ用の木を切るのに適している。
切り株を撮らせてもらうと、南側が年輪の感覚が広い。陽のあたるほうが育つというのはほんとだったんだな~。ほかの株もおなじでした。木の肌からみるとこれはコナラ。写真奥が南。

はじめの急な斜面を登り終えると、20年くらいまえに親父たちがおもしろ半分で建てたログハウスがある。丈夫なもんですねえ。中にクマザサが侵入しているけどまだ使えそうですらある。

もうちょっと行くと、5月にお祭りのある虚空蔵様とそのうらの掘りきりのところ。
中世に、ここいらは山城になっていたらしく、尾根を通りにくくするためところどころこんな風に掘ってあるのだ。小学生のころは、虚空蔵様=穀蔵様 で田んぼの神様だと思っていたけどちがったね。

地蔵さんに対して空の神様なのかな?どちらも菩薩さまだ。
マンサクが咲いていた。こないだ書いたマンサクは町に出た場所の庭木のもの。これは自生。このへんのマンサクはマルバマンサクだと聞いている。

コナラの根っこ付近から雪が溶けてる。こんな穴にウサギが隠れていることがある。覗きながら歩くけどほんとに出てきたらびっくりするだろうな~。

もうちょっと進むとウリハダカエデ。木肌だけでよくわかる木です。スイカみたいなカラーリングにダイヤのマーク。

木ばっかり見ているとなかなか進みませんね。なんて言っててもやはり裏山。道のりは短い。いや、道はないのだけどね。
ピークに近くなったところでエゾユズリハ。大きくなるユズリハは昨年、茨城県の水戸の偕楽園で見た。梅の名所でユズリハを見ていたのである。一度認識したら、山形市内などにも庭木として植えてあるところがあった。県庁とか・・・。県庁まで行ってユズリハを観察してしまう。
エゾユズリハは、こんな風に雪に潰されるのに適応したのか、あまり高くならない。地面近くで枝が分岐している。ここいらにはあまり無い(いろいろあるけど、優勢ではない)常緑の木だ。雪の下になってしまうから常緑でもOKなのかな?

さてさて、またハンノキの仲間。こないだよりもよく観察する。
毬果の鱗片は残存してるのでハンノキ属。

冬芽は有柄、雄花序も有柄、花は葉より先に咲いている。

樹形はこんな感じ、幹がすうっと立って枝が割りと均等に出ている。遠くからみると円錐形に見えるだろう。

ハンノキは湿地を好むので違うだろうな・・・とかいろいろ考えたけど、ここから先は葉もあわせて調べたほうが納得できそうだ。
じつは、もうちょっと離れたところに、雄花序の大きさが全然違う株が数本あってこちらも撮ってきた。個体差には見えない。
やはり通年通って観察すべし。この周辺はタラノメとコシアブラも採れるし、雪がとけるとフデリンドウも咲く。フデリンドウは何度も撮り逃してるのでぜひ撮りたい。またきます。
この山はどうもピークがよくわからない。マナイタなんて呼ぶこともあるくらいだ。
なので眺めの良いところで登頂ということにした。
空気の透明度がよければ大朝日岳の雄姿が拝めるのだけども、なんか曇ってるのか、花粉のせいか見えなかった。
写真の矢印は大頭森山の山頂。山頂のやぐらがゴマ粒みたいだ。ここから直線で約7km。

写真の使用レンズはf:70mm(フォーサーズなのでフルサイズ換算で140mm)。遠いなあ。
帰りは別なところを動物の足跡を追いながら下山。イタチみたいな感じの新鮮な足跡があったけど途中で見失う。ウサギも同様。近くにいるのだろうけどな~。
ウサギはうんちだけ発見。

カメラの設定のせいかとても輝かしいうんちになった。きらきらである。
帰宅して12時40分でした。
そうそう、Climb×100 だそうである。現場百回!過酷なトレーニングではないらしい。
登った山1座につき100円を募金する取り組みである。プロジェクトみたいで目標があるとなんだか意欲がでる。なんでも自粛自粛なので前向きになる一助になりそう。
朝日連峰をすべて縦走したら結構な金額になるかな?
イガイガさんとPocoさんのブログで読み、なるほど!って思いました。賛同です。※勝手にリンクしてすみません。
ただ、ぼくはおんなじところにばかり登るので、Climb×100だといつまでたっても数が増えなさそうである。
なので、植物の写真入りでここの記事に書いたら1種類ごと50円とかどうだろう?1つの山には当然もっとたくさんの植物があるので100円だと・・・。
Flora×50? Plant×50? プラントのほうが良さそうかな。
では報告
館山・・・1座×100円
コナラ、マルバマンサク、ウリハダカエデ、エゾユズリハ、ハンノキの仲間・・・5種×50円
計 350円となりました。赤十字などを通じて募金いたします。
自宅は標高300mくらいで、裏山は「館山」(国土地理院の1/25000には載ってなかった)なんていう名前で標高420mくらい。
陽のあたる場所の雪はもうぐずぐずで、新雪が深いのとまた違ったつらさがある。
登り始めてすぐにチェンソの音。おなじ集落のじいちゃんがきのこを植える木を切っていた。
この時期は、木を雪の上を滑らせて運べるのできのこ用の木を切るのに適している。
切り株を撮らせてもらうと、南側が年輪の感覚が広い。陽のあたるほうが育つというのはほんとだったんだな~。ほかの株もおなじでした。木の肌からみるとこれはコナラ。写真奥が南。

はじめの急な斜面を登り終えると、20年くらいまえに親父たちがおもしろ半分で建てたログハウスがある。丈夫なもんですねえ。中にクマザサが侵入しているけどまだ使えそうですらある。

もうちょっと行くと、5月にお祭りのある虚空蔵様とそのうらの掘りきりのところ。
中世に、ここいらは山城になっていたらしく、尾根を通りにくくするためところどころこんな風に掘ってあるのだ。小学生のころは、虚空蔵様=穀蔵様 で田んぼの神様だと思っていたけどちがったね。

地蔵さんに対して空の神様なのかな?どちらも菩薩さまだ。
マンサクが咲いていた。こないだ書いたマンサクは町に出た場所の庭木のもの。これは自生。このへんのマンサクはマルバマンサクだと聞いている。

コナラの根っこ付近から雪が溶けてる。こんな穴にウサギが隠れていることがある。覗きながら歩くけどほんとに出てきたらびっくりするだろうな~。

もうちょっと進むとウリハダカエデ。木肌だけでよくわかる木です。スイカみたいなカラーリングにダイヤのマーク。

木ばっかり見ているとなかなか進みませんね。なんて言っててもやはり裏山。道のりは短い。いや、道はないのだけどね。
ピークに近くなったところでエゾユズリハ。大きくなるユズリハは昨年、茨城県の水戸の偕楽園で見た。梅の名所でユズリハを見ていたのである。一度認識したら、山形市内などにも庭木として植えてあるところがあった。県庁とか・・・。県庁まで行ってユズリハを観察してしまう。
エゾユズリハは、こんな風に雪に潰されるのに適応したのか、あまり高くならない。地面近くで枝が分岐している。ここいらにはあまり無い(いろいろあるけど、優勢ではない)常緑の木だ。雪の下になってしまうから常緑でもOKなのかな?

さてさて、またハンノキの仲間。こないだよりもよく観察する。
毬果の鱗片は残存してるのでハンノキ属。

冬芽は有柄、雄花序も有柄、花は葉より先に咲いている。

樹形はこんな感じ、幹がすうっと立って枝が割りと均等に出ている。遠くからみると円錐形に見えるだろう。

ハンノキは湿地を好むので違うだろうな・・・とかいろいろ考えたけど、ここから先は葉もあわせて調べたほうが納得できそうだ。
じつは、もうちょっと離れたところに、雄花序の大きさが全然違う株が数本あってこちらも撮ってきた。個体差には見えない。
やはり通年通って観察すべし。この周辺はタラノメとコシアブラも採れるし、雪がとけるとフデリンドウも咲く。フデリンドウは何度も撮り逃してるのでぜひ撮りたい。またきます。
この山はどうもピークがよくわからない。マナイタなんて呼ぶこともあるくらいだ。
なので眺めの良いところで登頂ということにした。
空気の透明度がよければ大朝日岳の雄姿が拝めるのだけども、なんか曇ってるのか、花粉のせいか見えなかった。
写真の矢印は大頭森山の山頂。山頂のやぐらがゴマ粒みたいだ。ここから直線で約7km。

写真の使用レンズはf:70mm(フォーサーズなのでフルサイズ換算で140mm)。遠いなあ。
帰りは別なところを動物の足跡を追いながら下山。イタチみたいな感じの新鮮な足跡があったけど途中で見失う。ウサギも同様。近くにいるのだろうけどな~。
ウサギはうんちだけ発見。

カメラの設定のせいかとても輝かしいうんちになった。きらきらである。
帰宅して12時40分でした。
そうそう、Climb×100 だそうである。現場百回!過酷なトレーニングではないらしい。
登った山1座につき100円を募金する取り組みである。プロジェクトみたいで目標があるとなんだか意欲がでる。なんでも自粛自粛なので前向きになる一助になりそう。
朝日連峰をすべて縦走したら結構な金額になるかな?
イガイガさんとPocoさんのブログで読み、なるほど!って思いました。賛同です。※勝手にリンクしてすみません。
ただ、ぼくはおんなじところにばかり登るので、Climb×100だといつまでたっても数が増えなさそうである。
なので、植物の写真入りでここの記事に書いたら1種類ごと50円とかどうだろう?1つの山には当然もっとたくさんの植物があるので100円だと・・・。
Flora×50? Plant×50? プラントのほうが良さそうかな。
では報告
館山・・・1座×100円
コナラ、マルバマンサク、ウリハダカエデ、エゾユズリハ、ハンノキの仲間・・・5種×50円
計 350円となりました。赤十字などを通じて募金いたします。