うちの田んぼは、いわゆる谷地田。
現在は堰で水を引いてるけど、もともとは沢沿いでその水を使って耕作していたらしい。
もともとはって言っても、明治とかの話なんだけども。

沢にそった段々の棚田になってて、平野部のような区画整理(田んぼだと圃場整備とか土地改良っていうのかな)が出来ないのであんまりすっきりした形になってません。
で、そのせいか、細かい水管理のための溝が田んぼの横にあって、そこにいろんな虫がすんでるのです。

前書き長いですね~。

でトンボ入門という本を買いました。その溝やら堰やらのヤゴがどれがどれだかわからないので。
$山の草とか花とか虫とか-トンボ入門

アキアカネは秋に田んぼに卵を産むらしい。乾燥に強いので翌年5月中旬くらいまでは生きてるんだって。
5月中旬といえば、代掻き(田んぼに水を入れてどろどろにするのだ)から田植えの時期。
なるほど、水田のサイクルに合ってる。

アキアカネが人間の耕作にあわせたのか、たまたまそうなのか?

でも秋に産卵していたトンボを想うと、赤子を託されたような気がしないでもない。

4月になればヤマアカガエルも産卵?
彼らもここに卵を産んでもOK!って思ってるんだろね。

信用されちゃってるなあ。人間。