うちのとなりの集落の残り1名の住人だったおばあさんが亡くなりました。
永いこと一人で住んでいたのですが、数年前から冬は親族のところで過ごしていました。

夏には近所の引っ越していった数軒の家が耕作にきますが、住所をおいている人は0名に。
村が一つ消えました。

ぼくの集落は、メインの道路からわき道に1kmほど山に登ったところにあり、その集落はさらに1km先。
「限界集落」という言葉は好きではありません。が、うちの集落がその前線になりました。

となりの集落は子どものころの遊び場で、回覧板を持っていったり、学校からのお知らせを配ったり、キイチゴを食べに行ったり、飼われている魚を釣って怒られたり。今も時々散歩に行きます。

ここもそちらも山あいで谷間で田んぼも畑も大きくもできない小さな山村です。

木材価格は下がり頑張って手入れしても山のスギはもうお金にならず、農業は大規模化の一途で谷地田、棚田が効率化で平野部にかなう筈も無い、会社勤めしようにも通勤するにはハンディキャップにしかなりません。


「限界集落」・・・響きが暗いなあ。


「気をつけよう暗い言葉と甘い道」※内田樹という人の本で読んだ標語(?)です。

です。はい。暗い言葉は自分への呪いです。以後慎みます。

こつけだなごとすぺたのかぺたのいったたてなんもならねべっちゃ。