写真整理のつづき・・・

整理しているとうっかり前に撮った写真を見てしまいます。
デジタルもアナログもおんなじだなあという気がします。春の写真なんかはとくに良いですなあ。

うちではほそぼそと兼業農家で稲作もやっていて子どものころからたんぼには手伝いなのか遊びなのか、行っていました。農作業か遊んでいるのかっていうところは今も変わりません。三つ子の魂百まで。です。

毎年、たんぼにまだ雪が残っているころにヤマアカガエルが、5月に入って代掻きするころにはシュレーゲルアオガエルが産卵しています。アマガエルとヒキガエルも産卵しているのでしょうが、こっちは産卵の場面をまだ確認していません。
あと両生類といえば、たんぼにもアカハライモリやトウホクサンショウウオがきます。イモリは楽しい求愛のダンスを見せてくれたりします。オスがメスの前に執拗にまわりこんで顔のまえで尻尾をひらひら。残念ながらイモリの卵は一個ずつ生むらしく未確認です。

さて、子どものころから不思議だったのがトウホクサンショウウオの卵。表面に細かいしわのはいった半透明のねじのような、みじかくてバナナ型のような卵です。写真を見ていて2年前の春に卵の近くで親を発見してやっぱりこいつが親か!と感動した記憶。

これが卵で、
$山のくさとかはなとかむしとか

こっちが親
$山のくさとかはなとかむしとか

親の写真は数日後に堰を直していて発見したものですが、そこにもやはり卵がありました。どちらも5月の上旬です。図鑑によると、見分け方としてトウホクサンショウウオはしっぽがからだの比率の半分以下でさきっちょがひれのようになってない。とか、からだの脇の星のような模様が多い。とか・・・。

まあどんな図鑑でもやはり写真はその個体の特徴なので、実物とちがう点がひっかかったりしてしまいます。植物の図鑑も、写真より絵のほうが分かりやすかったりするのはこのためかな。

卵はぜんぜん違うし、卵の近くにいたのですから認知していただきたいね。

で、つぎはシュレーゲルアオガエル
$山のくさとかはなとかむしとか

夏に見かけるとやはりアオガエルですよって感じですが、冬眠から醒めたばっかりのころは赤褐色だったり、オリーブグリーンだったり。保護色なのか婚姻色なのか?おなかが大きいのがメスなのかな?くらいしか分かりませんが、卵がおなかにあるメスはおなかぱんぱんです。心配になる。あとこのころはなんとなくのっぺりした顔立ちですが夏にはもっときりっとなります。寝起きでむくんでいるのでしょうか。スポンジのようなはんぺんのかたまりのような卵の塊を産みます(土手などのなか?)。モリアオガエルは水面ちかくの枝やら草むらにもっとしっかりした卵の塊を産みますがうちのたんぼには来ないようです。もっと山の中がお好みなのかな。

しかし、たんぼがあるからいろいろこんなめんこいのがいるのだろうなと思うと、稲作をやめられない。うちのような小規模農家は買ったほうが安いのだけどね。そういう話をしていると、父親からは「お前はかえるのために農作業しているのか」と叱られますが、まあ半分くらいはそうなのだろうなあ。むむむ。

秋にたんぼに産卵しているアキアカネを見ると、来年も田植えしなきゃあと妙な責任感に駆られるのです。


こういうものを写真に撮っておくと詳しい友人に後で相談できて良いです。どうも同定が誤っている場合が多いので種類の参考にしないでください。また、間違っていたら教えていただくとありがたいです。