血統と展開とラップと ~ユトリの競馬予想~ -17ページ目

血統と展開とラップと ~ユトリの競馬予想~

血統、展開、ラップの3ファクターを軸に競馬予想。
少ない小遣いを増やすための果てしなき戦い。

芝レース傾向・回顧


着順 複勝配当(単勝配当) 枠-番 コーナー通過順 脚質 (上がり3Fタイム)

[ ]…その馬の系統 ( )…父の場合は父母父、母父の場合は母母父を記載


4R 3歳未勝利 芝1800 18頭 良

12.8-11.1-11.7-12.4-12.6-12.9-11.9-11.3-11.8(1:48.5)

1着 230(700) 8-⑰ ④③②先(34.9) 父ブラックタイド×母父ミスワキ[ミスプロ系](Capote[シアトルスルー系])

2着 160     6-⑪ ③③④先(35.0) 父ダイワメジャー×母父タイキシャトル[ヘイロー系](ロイヤルスキー[ボールドルーラー])

3着 1130    8-⑱ ⑱⑱⑱追(33.8) 父スクリーンヒーロー×母父カーリアン[ニジンスキー系](Star de Naskra[ナスルーラ系])


 レースを見ると結構先行争いをしているように見えるが、ラップはそこまで速くもなく、中盤もかなり緩んだことから、スローの前残りと見るのが正しい。4、5着に1枠両頭が入着していることから、先行や内々をうまく追走した馬が有利な馬場状態であるとみる。3着に追い込んできた馬が来てるのは、有力馬と先行争いした人気薄が崩れた、もしくはスローの瞬発勝負についていけなかったと見るのが正解か。

 勝ち馬の父ブラックタイドはディープインパクトの全兄。ディープ産駒は瞬発力勝負に強いことから、この流れが合ったとみる。ダイワメジャー産駒は1400~1600あたりでの活躍が印象にあるが、距離が伸びて馬券になることもよく見られ、今回は上がり35.0とけして速い上がりではなく、どちらかというと持続タイプ、もしくは芝向きのパワータイプと見たほうがよさそう。3着のスクリーンヒーロー産駒はまだはっきりした傾向がわからないが、比較的スピード寄りのタイプか。


6R 3歳500万 芝1600 16頭 良

12.8-11.2-11.8-12.1-12.2-11.7-11.4-11.6(1:34.8)

1着 200(410) 6-⑪ ⑨⑩差(34.2) 父ディープインパクト×母父カーリアン(サドラーズウェルズ)

2着 510     4-⑧ ⑫⑫追(34.0) 父リンカーン[サンデーサイレンス](トニービン)×母父ミスワキ(Dixieland Band[ND系])

3着 640     2-④ ⑨⑪差(34.2) 父ネオユニヴァース×母父マキアヴェリアン(ヌレイエフ)


 さほど先行争いがなく序盤はスローな流れも、先団が固まりゴチャついた。ラップは上下の差が少なく淡々とした流れも、序盤のスローのおかげで差し馬も無理なく追走できてる展開。ラップから見ると、スローの前残りになっていそうだが、先団がゴチャついたことと、瞬発力のある差し馬が無理なく追走出来た事もあって、結果差し追込みが台頭した。

 人気薄で馬券になった父リンカーンはハーツクライと同系統の配合(父サンデー×母父トニービン)、ネオユニヴァース産駒は瞬発というより持続タイプ寄りな印象があり、ラップの上下が少ないこの展開が合ったと思われる。


7R 4歳上500万 芝2000 18頭 良

12.7-10.9-11.4-12.3-12.6-12.2-12.0-12.0-11.7-12.4(2:00.2)

1着 180(550) 7-⑭ ⑧⑨⑧差(34.7) 父ステイゴールド×母父ミスプロ(Graustark[リボー系])

2着 310     7-⑮ ⑩⑩⑩差(34.7) 父ダンスインザダーク×母父ノーザンテースト(シアトルスルー)

3着 240     4-⑦ ⑤⑦⑦差(35.2) 父ハーツクライ×母父Candy Stripes[ブラッシンググルーム系](Propicio[ハイペリオン系])


 先団4頭が飛ばし気味で中団を離し、縦長な展開。その割、中盤で息を入れたとこで中団が追いついて来たことから、この4頭に関しては少しきつい展開になった。それでも4コーナーあたりまではまだ縦長で、ラップを見ても分かるように瞬発勝負ではなく、長く良い足を使うタイプが台頭するレースになった印象。

 象徴的なのは2着のダンスインザダーク産駒。淡々とした流れのマイルなどで狙えるタイプで、先行勢が崩れた展開も味方になった。先ほどの6Rで、ラップの上下が小さいレースでリンカーン産駒が馬券に絡んでいるように、ここでハーツクライ産駒が絡んだのはこのようなラップに合っている血統なのかもしれない。

9R テレ玉杯 4歳上1000万 芝1800 11頭 良

13.0-11.6-11.9-11.7-11.5-11.6-11.4-11.9-12.2(1:46.8)

1着 120(210) 7-⑨ ⑧⑧⑧追(33.2) 父シンボリクリスエス(Gold Meridian[シアトルスルー系])×母父サンデーサイレンス(ニジンスキー)

2着 320     4-④ ①①①逃(35.6) 父タニノギムレット(クリスタルパレス[カロ系])×母父サンデーサイレンス(Gate Dancer[ND系])

3着 200     6-⑦ ③②②先(34.5) 父ブラックタキシード[サンデー系](ストームキャット)×母父ジャッチアンジェルーチ[ボールドルーラー系](ノーザンテースト)


 それなりに先行争いがあったもののラップは13.0-11.6-11.9(36.5)と遅く、序盤はスローな流れ。そのなかで逃げ馬は後続を離し単騎逃げ状態。11秒台後半で淡々とラップを刻む展開で、自分のペースに持ち込み、最後勝ち馬に刺されるもあわや逃げ切りといった展開になった。

 1、2着馬はともにロベルト系で、母父サンデーサイレンスと似たような血統。よくタニノギムレット産駒は瞬発型と聞くし、確かに瞬発力タイプもいるが、根本的なところはスピード持続タイプの印象。シンボリクリスエス産駒も似たような印象はあるが、こちらのほうがより力の要る馬場に適正がある。同じロベルト系でもタニノギムレット産駒は瞬発寄り、シンボリクリスエス産駒はパワー寄り…といったところか。


10R フリーウェイS 4歳上1600万 芝1400 14頭 良

12.7-11.5-11.7-11.8-11.5-10.9-11.4(1:21.5)

1着 280(660) 5-⑧ ①①逃(33.8) 父マンハッタンカフェ×母父フォーティナイナー(Irish River[ネヴァーベンド系])

2着 320     2-② ③③先(33.8) 父フジキセキ×母父Zilzal[ヌレイエフ系](Enpery[ハイペリオン系])

3着 200     6-⑨ ②②先(33.9) 父ディープインパクト×母父Alydar[レイズアネイティヴ系](Lt.Stevens[ナスルーラ系])


 芝1400にしてはかなりスローペース。瞬発勝負ではあったが、前3頭がそのまま上位になり、典型的な前残り展開となった。

 上位3頭はすべてサンデー系。上がりタイムが3頭とも33秒台と、瞬発力と速いスピードが求められるサンデー系にはもってこいの展開になった。マンハッタンカフェ産駒はサンデー系の中でも持続タイプも、サンデー系ならではの日本芝向きのスピードと瞬発力は兼ね備えているので、逃げて馬券になるところを結構見る。フジキセキ産駒は1400~1600あたりで、時計の速い馬場状態でよく台頭してる印象。


11R 優駿牝馬 3歳OP 芝2400 18頭 良

12.4-10.6-12.2-12.8-12.7-12.7-12.8-12.5-12.0-12.0-11.3-11.8(2:25.8)

1着 150(980) 5-⑨ ⑦⑨⑨⑧差(34.2) 父ハーツクライ×母父スピニングワールド[ヌレイエフ系](Chief's Crown[ダンジグ系])

2着 110     5-⑩ ⑭⑭⑯⑯追(33.6) 父ディープインパクト×母父ファルブラヴ[ND系](トニービン)

3着 270     3-⑤ ⑤⑦⑦⑧差(34.4) 父ゼンノロブロイ×母父Halling[シャーペンアップ系](Fairy King[ND系])


 先行争いした割には中盤でしっかり緩んだおかげで、後続は無理なく先団を捉えれる位置で追走。案の定、直線で先行勢は崩れ差し馬が台頭した。

 血統的にはハーツクライ産駒にディープインパクト産駒と、クラシックの王道血統といった決着。3着ゼンノロブロイ産駒も、距離延長と前目で競馬した馬にはタフな流れになったことが逆に適正にあった感がある。


 この日は全体的にサンデーサイレンス系とロベルト系で占めた結果となり、馬場状態も始めは内目有利も、レースが進むにつれて比較的内外フラットな馬場状態になった印象。