小倉記念
自信度 A
◎ レッドランメルト
レッドランメルトは東サラの5歳世代。
東サラの5歳世代は質が高く既に出資馬のレッドモンレーヴ以外にもレッドラディエンスが七夕賞を勝ち、
他の世代もオープン、3勝クラス入りしている。
レッドランメルトはディープ産駒でこの馬の長所はレースセンス。
ディープインパクト産駒のバランス型であるが馬格もある。
この馬は当時のクラブ募集でも明らかにサトノダイヤモンドを意識した配合とされていて、血統構成が近い。
今の中京の馬場は内、外が伸びる馬場であるが、その観点から考えた場合、この馬は3枠。
となると、内枠でより期待できるのはヘイロークロスの末脚。
七夕賞時の騎乗が吉田豊騎手で七夕賞の向かないタフな馬場のなかで先行して末も使い最後、粘ったことをより評価している。
七夕賞以外の2走前はオシュア騎乗、オクトーバーステークスは重馬場と大敗の理由もオミットできる。
調教映像を見るとかなり動いている印象がある。
今回、馬体重もマイナス12キロと調教時の馬体重が508㌔なので絞ったものと解釈できる。
野芝で坂がありパワーが求められ末脚も求められる条件はピッタリ合う。
関屋記念
自信度 A
◎ ディオ
今の新潟の芝を見ていると時計は速いが上がり32秒台が出るような馬場ではなく、内、外も伸びる
中京のような馬場。
ただし、中京と違うのは直線の長さ。
中京も直線は長いがより新潟は直線が長いことから末脚の持続力が求められる。
ディオはソウルラッシュの弟。
ソウルラッシュはルーラーシップ産駒でありながらマイルにも対応できている。
ディオはソウルラッシュほどの大きい器でないがリオンディーズ産駒であがり、ソウルラッシュと比べると
野芝への適性がより高いと思える。
また、上記に書いた直線の長さがより求められるというのは、グレイソヴリンの血筋がよりはまる。
グレイソヴリンの血は直線の末脚の持続力が最大のストロングポイント。
隣枠のトゥードジボンと比べると前走58㌔の条件をそろっていたが、今回の条件はディオによりはまり57㌔もいい。
ここは好走してくれると思っている。
ワイドの相手には1番人気のジュンブロッサム。
ジュンブロッサムも素質馬で注目していたが、ここは重賞制覇のチャンスだといえる。
ワールドエース産駒で母系がゴールドティアラでミスプロの血筋。
ワールドエースはマイラーズカップのレコードホルダーでマイルが一番強い競馬をしていたし、母系のミスプロは
野芝100%の新潟の芝にはぴったり合う。
ここは好走すると思っている。