中田英寿
ども。明日の投票は自民党に決めているタルタルッカです。今回は“中田ヒデ”。
古今東西の日本人サッカー選手の中で最高のキャリアを持つ男といっても過言ではないと思う。
カズから“日本サッカー界キング”の称号を譲り受けた男。
僕が初めヒデを見たのは今から12年程前、冬、テレビで見た全日本高校サッカー選手権だった。
僕の出身地である滋賀県の代表が守山北高で、1回戦の相手の韮崎高校にヒデがいた。
韮崎高校が勝った。
決勝のゴールを決めたのはこの時FWを勤めていたヒデだった。
―ゲーム終盤、ペナルティエリアからさらに10メートル程手前、ヒデにボールが渡る、しかしDFが一人マークを外すことなくついてきている―
ヒデは正面のDFに対して、右側にチョンとボールを蹴りだしシュート体制にはいった。
そして右足を振り下ろした。
DF、ヒデのシュートコースに左足を投げ出したが、ヒデのシュート体制は実はフェイントで右足でさらにチョンと蹴りだした後、右足を振り下した。
GKのダイブも及ばずボールはネットに収まった。
当時、Jリーグは開幕したばかりで今と比べると技術なんかは雲泥の差だったと思う。
具体的に言うと、あの頃、フェイントを使えるサッカー選手を僕は見たことがなかった。
FWでは今でいう、アントラーズの鈴木の様な選手ばかりだったと思う。
当たりが強い、スピードがある、キック力がある。など、身体能力だけでやってる感じのタイプばかりだった。
僕はヒデの技術に驚いた。
今はキックフェイントは皆当たり前に使う。高原なんかはこれを使って上手に自分でシュートコースを作ってシュートまで持っていく。
でも主流はキックすると見せかけて逆サイドに切り返し、反対の足でキックするパターンだ。キックする足を一旦止めてまた同じ足で蹴るのは体制が崩れやすく、一応サッカー経験者(小学校から高校まで)の僕に言わせてもらうと難しいのだ。
レベルの高いフェイントの直後にミドルレンジからシュートをねじこんだヒデは(この時からすでに ̄▽ ̄;)淡々としていた。(続く)(05.09.10)