DVD「ブルース・オールマイティ」 レビュー | フインキーのふんいき レビュー

DVD「ブルース・オールマイティ」 レビュー

トム・シャドヤック監督。

ブルース・オールマイティ ミラクル・エディション [DVD]/ジム・キャリー,モーガン・フリーマン,ジェニファー・アニストン
¥3,990
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

地方局のレポーターのブルース。
ニュースのアンカーマンを目指すが、ライバルにその座を奪われてしまう。

それを機に自暴自棄になったブルースは番組をめちゃくちゃにし、クビになってしまった。
暴漢に襲われ、恋人にも逃げられ、自動車事故にあう、という災難の連続。
我慢できずブルースは神様に文句をいった。

そうしたら、神様が「不満があれば君がやれ」とブルースに神様の全権を渡したのだった。
何でも思い通りにできるようになったブルースはやりたいことをやりまくるが…


これを見ると神様は大変な仕事なんだな、とつくづく感じてしまう。
人々の祈りをそれぞれ矛盾が無いように処理していく作業。
これが果てしなく難しい。

それを毎日毎日繰り返すなんて気が遠くなりそうだ。
日本人はあまり神様に対してお祈りする習慣は無いかもしれないけど、キリスト教やイスラム教の人々なら祈りはものすごい数になるだろう。

もし神様が自分の権力を酷使して、ある個人の都合のいいように動かしたらどうなるか。
主人公のブルースはそれを実際に行う。

ライバルに対しミスばかりさせ、去った恋人に対して好意を向けさせる演出をする。
しかし、あるときブルースは気づく。
神様といえど、人の心は動かせないことに。

自分のことを好きになってもらうにはどうすればいいのか?
それは神様でもわからない。
この気づきがなければ、ブルースは世界をとんでもないものにしてしまっていただろう。

人の心は誰も操れない、思い通りにできない。
つまり、自分の心の羅針盤をきちっと持っていれば、人生は自分で作れるってこと。

でも、実際はどうだろう。
どこか周りの言葉に流されているところはないだろうか。
自分の人生は自分しか作れないって気づけば、他人のせいにすることは無くなるんじゃないかな。
そんな気づきを得られた映画でした。