実用書「成金」 堀江貴文 | フインキーのふんいき レビュー

実用書「成金」 堀江貴文

ホリエモンによる小説第二弾。

成金/堀江 貴文
¥1,470
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スコア選択: ★★★

ホリエモンが小説を出す目的。
それはノンフィクションとして本では書けないことを少し着色して表に出すこと、だと個人的には思っている。
あとがきではこう書かれている。

出てくる内容は事実ではない。だからといって嘘だと言うつもりもない。
ここには事実の先にある真実が描かれているからだ。

要は、世の中的に言われていることとは違った真実をこの本で書いてるよ、ということだろう。
そこがどこか、というとわからないけど、それを探すのも面白い。

今作でホリエモンが伝えたかったこと、それは将棋でいう成り上がり。
歩兵がと金になるように、庶民がお金持ちになる、その過程で起こっている当事者たちの息遣いがリアルに描かれている。


今作は前作で登場したビジネスの天才・堀井健史の若い頃の話。
お金持ちになるという大使を抱き、精鋭の仲間を揃えて巨大な組織に立ち向かう。

この本ではある印象的なシーンがある。
それまで何をしても勝ち続けてきた堀井がある人物に負け、心もお金も打ち砕かれ自暴自棄になってきたとき、仲間が必死に彼を探し、立ち直らせたシーン。

仲間を想う心の強さとそんなことをしてまで…という仲間を繋ぐ絆の強さが非常に印象的だった。
これだけ決死の覚悟だから最後まであきらめずにいけたんだろう。
改めて仲間の大切さを学ぶこととなった。

話としては、前作「拝金 」の方がポップで面白いと思う。
こちらはダークな部分も多少入っているので、読みやすくはないが色々と学べる。
これを読んだ後、、また拝金を読むと色々と繋がって新しい発見がありそう。