実用書「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」 カーマイン・ガロ | フインキーのふんいき レビュー

実用書「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」 カーマイン・ガロ

アップルコンピュータの創業者でもあるスティーブ・ジョブズから学ぶプレゼンテクニック本。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則/カーマイン・ガロ
¥1,890
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どのようにすればプレゼンで人を惹きつけることができるか。
スライド、話し方、デモ、ストーリー、スピーカーチェンジ。
これらを効果的に使い、誰でも魅力的なプレゼンができるようジョブズのプレゼンを例に学ぼうという内容。


ジョブズのプレゼンは観客を退屈させない。
その中には念密に計算された流れがあるからである。

10分経つと聴衆は話を聞かなくなるという研究データがある。
つまり30分のプレゼンであった場合、後半の20分はお客さんは話を聞いていないことになる。
そうならないために、ジョブズは色々と工夫を凝らす。
デモをし、スピーカーを変え、ビデオクリップを用いる。
そうすることで常に聞く体制を維持し、終始楽しかったという感情を起こさせる。
これこそがベストなプレゼンでしょう。

もちろんプレゼン内容も大切である。
スライドは文字を少なく、画像を用いてわかりやすく書く。
敵役との比較、自製品の利点、目的がはっきり説明されている。

しかし、どんなに内容が素晴らしくても、相手に感動が伝えられなければ相手の頭の中に残らない。
こんな言葉がある。

言ったことなど忘れられてしまう。
したことも忘れられてしまう。
でも、感じさせたことは忘れられることはない。

これで驚きを与えることの重要性を説いている。
この驚きが最大の効果を発揮するためにストーリー構成が重要となる。
その組み立て方やテクニックはこの本を参照してほしい。

他にもプレゼン資料の書き方、理解しやすい話し方、ストーリー性のもたせ方など、勉強になることが多く書かれている。

これを読んで、スライドを作成し、練習すれば、かなり精度の高いプレゼンができるはず。
なにはともあれプレゼンを披露する発表が一番大事。
失敗して全て台なしにしないよう、膨大な練習時間は必要不可欠である。

成功者は例外なく裏で必死に練習しているのである。