実用書「超教育」 ダニエル・グリーンバーグ | フインキーのふんいき レビュー

実用書「超教育」 ダニエル・グリーンバーグ

サドベリースクールの創立者のダニエルが唱える教育論。
サドベリーを通じて学んだ、教育は本来どのようなものか?ということが書かれています。
教育に携わる人、親になる人は読む考えが変わると思います。

「超」教育―21世紀教育改革の指針/ダニエル グリーンバーグ
¥1,890
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スコア選択: ★★★★

筆者のダニエルは初っ端からすごい発言をします。
学校は刑務所である
これを説明するための本です。

今だから分かる、学校教育の酷さを。
自分がそうだそうだ!と思ったことをいくつか抜粋します。


ある生物種がその潜在的な力をフルに発揮するには
下手なお節介に邪魔されることなく、ナチュラルな成熟を遂げなければならない

常に誰かに指示されて動いてきた。
気づいたらいつまでも指示を待って、ミスしたら他人のせいにする自分がいた。


いまの学校で一番困るのは、教えていることが非現実そのものだということ

ルールを守ること、それが大事。
人のルールに従うこと、それが生きがい。


21世紀を生き抜く子どもたちにとって学ぶべきは何か?それは「柔軟性」である

好きな子にフラれた、もう生きてけない。
入学試験に落ちた、お先真っ暗だ。
会社の面接で落とされた、ニートになろうかな。
職場の上司に怒られた、あした絶対に会社やめる。
リストラされた、もう生きていけない。
諦めの人生、もうやめようかな。


教育の本来の目的とは、好奇心に溢れ、生涯にわたって学び続け、
人生のゴールに向かって自分のやりたいことを一生懸命学び、同時に喜びを感じること

学校で学んだことは「~してはいけない」っていうルール。
大人はそれが逆効果ってことを知らずにルールで縛り付ける。
だから、それを突破することをゴールとして子どもたちは全力で立ち向かう。
こんなことが楽しいことのはずがない。


私たちが何より必要とするもの、自分の人生に責任を持ち、周囲との調和を考えだす、
自立心・責任感・冒険心に富む「市民」

誰かに従うのは楽。
自分のことだけ考えるのは楽。
常に慣れたことをやるのは楽。
楽しくはないけど。


カリキュラムによって指示された半ロボット化した教師が半ロボットの生徒を教える

夢を持ってなった教師という職業。
しかし、やりたいことができない現実。
こうして教師も生徒も自分の意思を持たないロボットとなっていく。

つまり刑務所ってことですか…