DVD「白夜行」 レビュー | フインキーのふんいき レビュー

DVD「白夜行」 レビュー

深川栄洋監督。
原作は東野圭吾の小説です。

白夜行 [DVD]/堀北真希,高良健吾,姜暢雄
¥3,990
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

以前ドラマ化もされた東野圭吾の白夜行。
全11話でちょうど良いボリュームだったのに、たった2時間で表現できるのか。

深川監督の作品はアタリが多いのですが、この作品に関しては若干不安でした。


この物語は主人公二人の目線で語られません。
彼らの姿はあえて周りの人々の客観的な視点で描かれます。

そのため、この二人の性格、思惑や行動はぼやぼやっとした輪郭しかつかめません。
しかし、彼らの周りにはいつも不可解な事件がつきまといます。
それを嗅ぎつける警察官。
そして、常に彼らはスルリとどこかへ行ってしまう。

果たして真相は想像通りなのか。
それは見た人の想像に委ねられます。


ドラマ版は原作より少し脚色してありましたが、今作は割りと忠実かと思います。
また、昭和の香りもしつつ、暴力的で冷徹な部分もきちんと表現されています。

しかし、時間的制約によるマイナスがやはり大きいです。
時間が短いため、本を読んだときに感じた悲しさ切なさ、驚きが大幅にダウンしてます。
原作読んで、これを見たらがっかりするでしょう。

深川監督には白夜でリトライしてほしいな。