実用書「アルケミスト 夢を旅した少年」 パウロ・コエーリョ | フインキーのふんいき レビュー

実用書「アルケミスト 夢を旅した少年」 パウロ・コエーリョ

実用書に分類されるくらい、知恵と勇気を与えてくれる小説。

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)/パウロ コエーリョ
¥580
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

羊使いの少年が世界を旅し、本当の宝物を見つける話。
小説なんですが、自己啓発的な要素がふんだんに盛り込まれています。

少年が出会う人々は、ひと目で通じ合う運命の女性や弱みにつけ込む泥棒、少年の力を利用する大人、助けてくれる錬金術師など、決して綺麗な人達ばかりではありません。
現実と同じように。

そして、少年の歩む人生は大いに荒れます。
共に過ごしてきた羊たちをとられ、お金を盗まれ、暴行に遭い、それでも挫けず自分を信じて前に進んでいきます。
夢を追いかけて。

   夢を追求しているときは心は決して傷つかない

いい言葉ですね。
夢を追いかけている限り、自分に起こることは何でもプラスに変換できるということでしょう。

また運に任せるのではなく、自分で決心することの重要性を学ばせてくれます。
自分が変われば周りも自然と変わってくるものです。
 
   何かが進化するとき、まわりのすべてのものが進化する

いつも思うのは人の影響力は絶大だということ。
存在感のない人なんていないんです。

  死の脅威は、自分の人生について人に多くのことを気づかせてくれるものだ

ひとは人生をとても長いレースだと勘違いしています。
一生のうちにできることなんて、少ししかないのに。
だからこそ、できるときにやりたいことを一生懸命するべきだと思います。

 何をしていようとも、この地上のすべての人は、
      世界の歴史の中で中心的な役割を演じている

自分という役を演じられるのは自分だけ。
自信と誇りを持って、自分にできることをやりましょう。


さて、少年は最後何を見つけるのか?
とても後味の良い内容でした。


※太字は本文から引用しています。