小説「Jの神話」 乾くるみ | フインキーのふんいき レビュー

小説「Jの神話」 乾くるみ

乾くるみ のデビュー作。

Jの神話 (文春文庫)/乾 くるみ
¥720
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スコア選択: ★★★

イニシエーション・ラブ 」、「リピート 」、「クラリネット症候群 」とアタリ続きの乾くるみ。
今回も楽しみにしていました。

舞台は全寮制の名門女子高。
そこに入学した主人公が校内で起きる不可解な事件に巻き込まれるというもの。

女子高といえば、美少女、派閥、イジメ、生徒会長の独壇場…
最初、読み始めた雰囲気は何だか恩田陸の小説のようでした。

しかし、こちらはブラック度が強い。
乾くるみ作品に共通する部分ではあるんですが、後味は良くないです。

内容はクリスチャンの学校、美少女、シスターと、どこかしら神聖な雰囲気があります。
その対となるように、描写は生々しく、神々しい。
悪く言えばグロテスク。

生徒会長は誰しも認める美少女。
その生徒会長が謎の死を遂げる。
その真相は?

まぁ、最初は面白いです。
でも、後半が生理的に受け付けない感じでした。
神話的ではあるんですが、もう少しひねってほしかったです。

乾くるみ作品でこれを先に読むことはオススメしません。
他の作品読みましょうw