小説「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海堂尊 | フインキーのふんいき レビュー

小説「ジェネラル・ルージュの凱旋」 海堂尊

前作の「チーム・バチスタの栄光 」の続編。
映画版 を見た後に読みました。

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)/海堂 尊
¥500
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

グチ外来の責任者である田口のもとに救命救急の医師である速水が医療業者「メディカル・アソシエイツ」と癒着しているという内部告発文が届いた。事態を重く見た田口は院長・高階に相談した末、この問題をエシックス・コミティに委任することになったが…


はっきり言うと、映画の方が面白いと感じた。
映画と違う部分は細かい箇所で多くあり目新しさはあったが、どこかスピード感に欠ける展開だった。
ここでは映画との違いで、気になった点を書きたいと思う。

1.登場人物の説明、大きな権力に対する立ち位置や姿勢などの細かい説明が多い(前半はほぽこれだけ)
2.白鳥の登場シーンが少なく、前作のような爽快感がない
3.映画とキャラ設定が若干違い、混乱する

自分の中でこれら全てマイナスに作用したせいで、映画の方が面白かった、という結果となった。
映画で追加になったものが小説では出てこないというのも、脳内で映画と照らし合わせながら読んだため、物足りないと感じた理由かも知れない。
しかし、本を先に読めば、Amazonの評価などからも更に面白く読めたのではないかと思う。
実際面白い内容なので。

映画の良いところは、映像や音で直接迫力を伝えられること。
これを文章で長々と書くと、既に知っている内容であるためか、あの迫力が伝わってこないものである。
ということを今回学んだので、次回からは映画より先に原作を読むことにしようと思う。