小説「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎
「陽気なギャングが地球を回す」の続編。
前作を読んでなくても難なく読める仕様です。
嘘を見抜くことができる成瀬、口先から生まれた響野、正確な体内時計をもつ雪子、スリの達人である久遠の4人は今日も集まって、銀行強盗の打ち合わせだ。
そんな彼らの日常がはじまる。襲撃もはじまる。
この本は前半と後半の2部構成になっています。
前作と違うのは主に1部(前半)。
前作は主にギャング4人の視点で描かれていたけど、今回(1部)の彼らは完全に脇役に徹していて、あくまでフラットな立ち位置。
4人それぞれに話が用意され、主役の一般人を手助けするという趣向のものです。
うむ、こういう形も面白い。
第三者の視点で改めて、このキワモノたちを見て、さらに愛着が湧き、変人ぶりを再確認できます。
それぞれ単独の話なんですが、伏線がこれでもかってくらい用意されています。
その伏線は後半で次々と明らかになっていき、気がつけば全ての話が繋がっているという驚きの構成。
伏線を発見したときの気持ちよさは伊坂作品ならではですね。
また登場キャラも相変わらずいい。
みんな平和ボケしてるんじゃないかってくらい、浮世離れした人物ばかりなんだけど、不思議な魅力があります。
たぶん、これはセリフによるものなんでしょう。
前向きで、ネガティブなんてどこにも見当たらない言葉たち。
そして、各人が発する独特な言葉遣いにいちいちニヤニヤしてしまいます。
「私の尿意は、わが道を行くんだよ」なんて、一度でいいから使ってみたい(笑)
個人的に好きなキャラは響野。
彼の話には安心とワクワクがあります。
ボーナストラックに収録されてる話の、クレーマーに対向する場面、見たかったなぁ。
どんなこと言って、言い負かしたんだろうか、想像するだけで楽しい。
次映画化するときは、彼の役は豊川悦司でよろしくお願いします、中村監督 。
前作を読んでなくても難なく読める仕様です。
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)/伊坂 幸太郎
スコア選択: ★★★★★
嘘を見抜くことができる成瀬、口先から生まれた響野、正確な体内時計をもつ雪子、スリの達人である久遠の4人は今日も集まって、銀行強盗の打ち合わせだ。
そんな彼らの日常がはじまる。襲撃もはじまる。
この本は前半と後半の2部構成になっています。
前作と違うのは主に1部(前半)。
前作は主にギャング4人の視点で描かれていたけど、今回(1部)の彼らは完全に脇役に徹していて、あくまでフラットな立ち位置。
4人それぞれに話が用意され、主役の一般人を手助けするという趣向のものです。
うむ、こういう形も面白い。
第三者の視点で改めて、このキワモノたちを見て、さらに愛着が湧き、変人ぶりを再確認できます。
それぞれ単独の話なんですが、伏線がこれでもかってくらい用意されています。
その伏線は後半で次々と明らかになっていき、気がつけば全ての話が繋がっているという驚きの構成。
伏線を発見したときの気持ちよさは伊坂作品ならではですね。
また登場キャラも相変わらずいい。
みんな平和ボケしてるんじゃないかってくらい、浮世離れした人物ばかりなんだけど、不思議な魅力があります。
たぶん、これはセリフによるものなんでしょう。
前向きで、ネガティブなんてどこにも見当たらない言葉たち。
そして、各人が発する独特な言葉遣いにいちいちニヤニヤしてしまいます。
「私の尿意は、わが道を行くんだよ」なんて、一度でいいから使ってみたい(笑)
個人的に好きなキャラは響野。
彼の話には安心とワクワクがあります。
ボーナストラックに収録されてる話の、クレーマーに対向する場面、見たかったなぁ。
どんなこと言って、言い負かしたんだろうか、想像するだけで楽しい。
次映画化するときは、彼の役は豊川悦司でよろしくお願いします、中村監督 。