小説「黒と茶の幻想」 恩田陸
上下巻。
同筆者の「三月は深き紅の淵を」の1章で語られた物語です。
"三月…"は呼んだんですが、完全に忘れてしまいました。
また読もうかな。
学生時代に同級生だった4人はY島へ旅に出る。
そこで各々考えてきた”美しい謎”を披露していき、物語は核心に迫っていく。
それぞれ内に秘めた過去が明らかになったとき、待っているものは・・・
毎回思いますが、恩田陸 は登場人物を魅力的にみせることに長けていますね。
美少年や美少女、影があって幻想的でなぜか惹かれるものがあります。
今回の話を簡単にすると、4人が自分の過去の話をみんなに話すというもの。
「ネバーランド」や「夜のピクニック」の大人verと考えれば遠からず。
構成は各章1人ずつ割り当てられ、時間に沿って彼らの状況や考えが描かれます。
利枝子は"起"、彰彦は"承転"、蒔生は"転"、節子は"結"と、各人うまく割り振られており、謎を残し次の人にバトンタッチ。
当事者と読んでる人しか知らない謎という、この背徳感がまた良い。
盛り上がるのは彰彦の最後の方で、ここまでは我慢、それからは驚くほど面白くなってきます。
最初の方でやめるのはもったいない。
でも、明るい話ではないので、暗いのが苦手な人はやめたほうがいいかも。
個人的に好きなキャラは節子。
このサバサバとしてるけど、人一倍友達思いの性格が好き。
蒔生を本気で怒る場面とかよく表れてるな~と思います。
同筆者の「三月は深き紅の淵を」の1章で語られた物語です。
"三月…"は呼んだんですが、完全に忘れてしまいました。
また読もうかな。
- 黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)/恩田 陸
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★
学生時代に同級生だった4人はY島へ旅に出る。
そこで各々考えてきた”美しい謎”を披露していき、物語は核心に迫っていく。
それぞれ内に秘めた過去が明らかになったとき、待っているものは・・・
毎回思いますが、恩田陸 は登場人物を魅力的にみせることに長けていますね。
美少年や美少女、影があって幻想的でなぜか惹かれるものがあります。
今回の話を簡単にすると、4人が自分の過去の話をみんなに話すというもの。
「ネバーランド」や「夜のピクニック」の大人verと考えれば遠からず。
構成は各章1人ずつ割り当てられ、時間に沿って彼らの状況や考えが描かれます。
利枝子は"起"、彰彦は"承転"、蒔生は"転"、節子は"結"と、各人うまく割り振られており、謎を残し次の人にバトンタッチ。
当事者と読んでる人しか知らない謎という、この背徳感がまた良い。
盛り上がるのは彰彦の最後の方で、ここまでは我慢、それからは驚くほど面白くなってきます。
最初の方でやめるのはもったいない。
でも、明るい話ではないので、暗いのが苦手な人はやめたほうがいいかも。
個人的に好きなキャラは節子。
このサバサバとしてるけど、人一倍友達思いの性格が好き。
蒔生を本気で怒る場面とかよく表れてるな~と思います。