小説「マリオネットの罠」 赤川次郎 | フインキーのふんいき レビュー

小説「マリオネットの罠」 赤川次郎

伊坂幸太郎 が影響を受けた作品と聞き、読んでみました。
赤川次郎の初期の長編ミステリ。
マリオネットの罠 (文春文庫)/赤川 次郎
¥570
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スコア選択: ★★★★

赤川氏といえば、三毛猫ホームズシリーズなどのライトなものが有名ですが、これは本格的です。

森の館に幽閉された美少女が次々と起こす殺人事件。
大都市で起こるその事件の現場には同じ模様のナイフが残されていた。
全く関連のない4人の被害者の裏に隠されたものは・・・

普通のミステリーかと思いきや、最後にどんでん返し、これには驚きました。
若いころに読んでいれば、かなり影響を受けたであろうと思います。

終章で真の顔が明らかになり、淡々と語る真犯人。
この犯人当てはなかなか難しいのではないでしょうか?
また、理由付けが若干強引な部分もあり、これも難しい要因になってます。

読後感があまり良くないので、ハッピー志向の人は読まない方がいいかも。
ラストが短すぎるので呆気ない気がしますが、なかなか面白かったです。