小説「蜃気楼の殺人」 折原一 | フインキーのふんいき レビュー

小説「蜃気楼の殺人」 折原一

今回もどんでん返しものです。
蜃気楼の殺人 (講談社文庫)/折原 一
¥620
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スコア選択: ★★★

後味が爽やかで、折原作品としては少し異質な位置づけですね。
まるで2時間ミステリードラマのような・・・

新婚旅行で出会った2組の夫婦、このうち1組の夫婦が銀婚式の旅行中に殺される。
その娘が真相を探るため、両親の足跡を追うというもの。

過去と現在が交互に入れ替わり、人物や場面がリンクしながら進んでいきます。
登場人物が少ないので、頭の中で整理しながら読むことができます。

それもあるのか、私は途中で先が読めました。
が、それだけでは終わらないのが折原作品の醍醐味。
人物関係など出来すぎな部分もありますが、真相には大いに驚かされます。

今回、狂人は出てきません。
残念といえば残念ですが、逆に人に薦めやすい作品。