小説「交渉人」 五十嵐貴久
最近話題のネゴシエーターです。
WOWWOWのドラマにもなった作品。
交渉人というタイトルではありますが、この作品は交渉がメインではありません。
3人組みのコンビニ強盗が病院で立てこもり、石田警視正が交渉をするという話。
語り手である主人公の遠野麻衣子は交渉人としては経験が浅いため、中盤の交渉の場面にほとんど出番がなく、蚊帳の外にいます。
この主人公の必要性という意味から途中で犯人が分かってしまい、驚きは半減。
純粋に楽しめなかった自分が・・・イヤ。
情景が思い浮かびやすいので、スラスラ読め、すんなり物語に入り込むことができます。
犯人との交渉部分は、石田警視正が優秀なため、手ごたえがなく、駆け引きの面白さやドキドキ感があまり感じられません。
最後の真相で、社会、法への問題提起をしています。
一体何が正しいのか。
社会を良くしたいけど、個人の力では無力すぎて、どうしようもない。
この無力感は「ゴールデンスランバー 」に通じるものがあります。
だから、復讐という、できる行動を起こす。
正論は誰でも言えるけど、もし自分が被害者になったらどうか?
犯人が分かってしまうため漠然としか語れませんが、誰でも被害者になりうる問題なので考える価値はあるのではないでしょうか。
まぁ、読んでみてください。
WOWWOWのドラマにもなった作品。
- 交渉人 (幻冬舎文庫)/五十嵐 貴久
- ¥680
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★
交渉人というタイトルではありますが、この作品は交渉がメインではありません。
3人組みのコンビニ強盗が病院で立てこもり、石田警視正が交渉をするという話。
語り手である主人公の遠野麻衣子は交渉人としては経験が浅いため、中盤の交渉の場面にほとんど出番がなく、蚊帳の外にいます。
この主人公の必要性という意味から途中で犯人が分かってしまい、驚きは半減。
純粋に楽しめなかった自分が・・・イヤ。
情景が思い浮かびやすいので、スラスラ読め、すんなり物語に入り込むことができます。
犯人との交渉部分は、石田警視正が優秀なため、手ごたえがなく、駆け引きの面白さやドキドキ感があまり感じられません。
最後の真相で、社会、法への問題提起をしています。
一体何が正しいのか。
社会を良くしたいけど、個人の力では無力すぎて、どうしようもない。
この無力感は「ゴールデンスランバー 」に通じるものがあります。
だから、復讐という、できる行動を起こす。
正論は誰でも言えるけど、もし自分が被害者になったらどうか?
犯人が分かってしまうため漠然としか語れませんが、誰でも被害者になりうる問題なので考える価値はあるのではないでしょうか。
まぁ、読んでみてください。