小説「ウランバーナの森」 奥田英朗 | フインキーのふんいき レビュー

小説「ウランバーナの森」 奥田英朗

奥田 氏のデビュー作です。
ウランバーナの森 (講談社文庫)/奥田 英朗
¥600
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

ウランバーナとはサンスクリット語で"苦しみ"の意らしいです。苦しみの森。
確かに苦しみがたくさん出てくるんですが、面白おかしく書かれてて、笑えます。
伊良部シリーズに通じるポップ感。


主人公のジョンは様々な方法を試すが、何日間も便が出ず、苦しむという話。

ジョンとは、あの有名なビートルズのジョンレノンです。
まさか実話!?と思いきや全くのフィクションw
というのも、ビートルズの活動停止期間であった空白な部分を、奥田氏が想像したらこうなったというもの。

自分はビートルズ世代ではないので、当時のバンドのエピソードなどは知らないんですが、知ってる人が読んだら、これはとても面白い作品だろうなと思いました。
過去の真実であろうエピソードを交えながら、隠遁生活を送っていたジョンの素性を知ることができますw
意外に心も暖かくなったりして、読後感がとてもよかったです。

これを読めば、さらにジョンのことが好きになるのではないでしょうか?
久しぶりにビートルズが聞きたくなりました。