小説「光と影の誘惑」 貫井徳郎 | フインキーのふんいき レビュー

小説「光と影の誘惑」 貫井徳郎

読み終わったのでレビューを書きます。

貫井徳郎さんは叙述の作風が好きで結構読んでます。
過去に読んだものは
  ・慟哭
  ・プリズム
  ・崩れる
  ・被害者は誰?
  ・天使の屍
  ・失踪症候群
  ・誘拐症候群
  ・殺人症候群

全部良作ですが、特に症候群3部作がおもしろいので興味のある人は読んでみてはどうでしょうか。



今回は短編集です。長編が得意な貫井さんですが、「崩れる」など短編も全然いけます。

光と影の誘惑 (集英社文庫)/貫井 徳郎
¥650
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スコア選択: ★★★★

内容は次の4遍からなります。

長く孤独な誘拐・・・普通の誘拐の話でないとこが憎い。文章がうまく、読ませます。犯人は意外な人でした。

二十四羽の目撃者・・・解説にたくさん書かれてるとおり、貫井さんにしてはめずらしいポップな感じの話。気を抜いて読めます。

光と影の誘惑・・・表題作にふさわしくよくできた内容。このクオリティであれば、長編にしたほうが良いのではないかと思うくらいもっと読んでたかったです。ラストは驚きがあります。

我が母の教えたまいし歌・・・タイトルの通り母に関する話です。読んでてドキドキしました。オチが読めてしまったのがちょっと残念。


各話90ページくらい。
読み始めたらとまりません。特にミステリー好きにお勧め。