DVD「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 レビュー
吉田大八 監督作品。
トップランナーで本谷有紀子が出てたのを拝見、どれほどのものかと見てみました。
最初に演劇でやってたものを映画化。役者さん、小物、演出もろもろ豪華です。
- 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
- Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★★
ジャケットの奇抜さや、タイトルから普通の人は敬遠しそうな気がしますが、これを見ないのはもったいないと思うくらい素晴らしい出来。
映像を見るとポップで明るいんですが、内容は暗く、衝撃的な出来事が次々と起こります。
そのため、先がどうなるのかとドキドキしながら終始、退屈せず見れました。
ショッキングなのが苦手な人は避けた方がよろしいかと。
和合一家の長女で主人公の澄伽はこんな悪い女、本当にいるのかってくらいイヤな奴。
それをメーター振りきって演じきったサトエリはすごいし、その澄伽にいじめられる妹役の佐津川愛美も上手だった。
そして特筆すべきなのは、やっぱり永作博美の演技。
この作品でいくつもの助演女優賞をとったのも頷けます。
永作さんの他に適任はいないんじゃないかと思うくらい素敵な役柄。
こういう人がいるだけで作品の暗い雰囲気も和らぐんだなと感慨深く見れます。
ベタ褒めですが、本編を見るのが一番納得してもらえるでしょう。
エンディング曲チャットモンチーの「世界が終わる夜に」も世界観があってて良かったです。