小説「フィッシュストーリー」 伊坂幸太郎
fish story・・・ホラ話。大げさな話。釣り師が、自分の釣り果を実際より誇張して言いがちなことに由来する。
伊坂幸太郎の13冊目の著作。今回は短編集です。「チルドレン」や「死神の精度」などの短編だけど各々の話が繋がってるという構成ではなく、完全に別々の話。全部で4遍、260ページ。
何だか、紙に点を書いて、結んでいったら三角形ができて
三角形をぼんやり眺めていたら、角度が気になったんだよ
今回も素敵な言葉がたくさんありました。特に「ポテチ」の今村とその母親の発する言葉がツボすぎて、ずっと読んでいたかった。こういう間の抜けた、素朴なキャラが伊坂作品に必ず1人はいるので、いつも楽しみにしながら読んでます。こんな人になりたいなぁ。
動物園のエンジン・・・夜の動物園に入り、檻の前で寝てる元職員の永沢さんを見つけ、観察しながら永沢さんの行動の理由を推理する話。
サクリファイス・・・タイトルの通り生贄の話。意外な真相に複雑な心境になりました。泥棒の黒澤が主人公。
フィッシュストーリー・・・小説「フィッシュストーリー」にまつわる人たちの話。過去、現在、未来に分かれ、一見関係なさそうな人たちが時代を越えてモノや人でつながってたり、風が吹けば桶屋が儲かる的な内容がおもしろい。
ポテチ・・・泥棒の今村が他人の家に侵入したら、その家の留守電に助けてという伝言が入り、助けに行くという話。
伊坂作品だけあって、どの話も趣向を凝らしてあります。読んだあとの後味はいいんですが、強い印象が残らなかったので、すぐ内容を忘れそう。
個人的に「ポテチ」が一番良かったです。最後の参考文献に、「ポテチ」のある場面についてMO'SOME TONEBENDERの名曲から触発されていると書いてあり、調べてみたところ「Have you ever seen the Stars?」という曲でした。
ちょうど音源を持ってたので聞いたところ、しっかり触発されてます。
読んでない人もこの歌詞を見ただけでは、話の内容を想像することは難しいと思うので見てもかまわないと思いますが・・・
気になった人はアルバム「Rockin' Luuula」の5曲目に入ってるので聞いてみてください。
- フィッシュストーリー/伊坂 幸太郎
- ¥1,470
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★
伊坂幸太郎の13冊目の著作。今回は短編集です。「チルドレン」や「死神の精度」などの短編だけど各々の話が繋がってるという構成ではなく、完全に別々の話。全部で4遍、260ページ。
何だか、紙に点を書いて、結んでいったら三角形ができて
三角形をぼんやり眺めていたら、角度が気になったんだよ
今回も素敵な言葉がたくさんありました。特に「ポテチ」の今村とその母親の発する言葉がツボすぎて、ずっと読んでいたかった。こういう間の抜けた、素朴なキャラが伊坂作品に必ず1人はいるので、いつも楽しみにしながら読んでます。こんな人になりたいなぁ。
動物園のエンジン・・・夜の動物園に入り、檻の前で寝てる元職員の永沢さんを見つけ、観察しながら永沢さんの行動の理由を推理する話。
サクリファイス・・・タイトルの通り生贄の話。意外な真相に複雑な心境になりました。泥棒の黒澤が主人公。
フィッシュストーリー・・・小説「フィッシュストーリー」にまつわる人たちの話。過去、現在、未来に分かれ、一見関係なさそうな人たちが時代を越えてモノや人でつながってたり、風が吹けば桶屋が儲かる的な内容がおもしろい。
ポテチ・・・泥棒の今村が他人の家に侵入したら、その家の留守電に助けてという伝言が入り、助けに行くという話。
伊坂作品だけあって、どの話も趣向を凝らしてあります。読んだあとの後味はいいんですが、強い印象が残らなかったので、すぐ内容を忘れそう。
個人的に「ポテチ」が一番良かったです。最後の参考文献に、「ポテチ」のある場面についてMO'SOME TONEBENDERの名曲から触発されていると書いてあり、調べてみたところ「Have you ever seen the Stars?」という曲でした。
ちょうど音源を持ってたので聞いたところ、しっかり触発されてます。
読んでない人もこの歌詞を見ただけでは、話の内容を想像することは難しいと思うので見てもかまわないと思いますが・・・
気になった人はアルバム「Rockin' Luuula」の5曲目に入ってるので聞いてみてください。