マンガ「プラネテス」 幸村誠 | フインキーのふんいき レビュー

マンガ「プラネテス」 幸村誠

よく名作漫画として名前が挙がるこの作品。どんなもんかと読んでみました。

プラネテス (1) (モーニングKC (735))/幸村 誠
¥680
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4巻まで刊行され、一旦完結という形で終わったそうです。

タイトルの通りプラネットでのお話で、宇宙開発によって生まれたスペースデブリ(宇宙ごみ)回収業者を主役とし、あまり顧みられることのないスペースデブリ問題を描いたSF漫画。
近い未来、ここに描かれてる事が本当に起こりうる日も来るかも知れません。

この本をを読んで宇宙に行きたいと思った人もたくさんいそうですね。
それくらい宇宙について魅力的に描かれてます。

絵は上手な方ではないですが、とても丁寧に描かれてて良いですね。
カラーの部分は特に力が入ってて見ごたえあります。
セリフや文字が多く、若干読みにくいのが難点ですが。

世界観はいたって平和。
悪い奴はいないし、ワクワクするような冒険ものでもない。
でも、この幸せな感じが心地いいんですよ。刺激的なものを求めてる人には物足りないかもしれないですね。

重要な人物にはそれぞれストーリーが用意され、その人物を深く知ることで人間ドラマとしての厚みも増します。
いわば、みんなが主人公。この辺りにも人気の秘密があるんでしょう。

4巻しか無いのにボリュームはかなりのもの。
盛り沢山な内容で、これなら一生描き続けていけそうな題材だな~と。
宇宙だけに際限のない広さ。