■昭和建築物が建替で姿を消す
東宝と出光美術館、三菱地所は東京都千代田区丸の内に建つ『帝劇ビル』と『国際ビル』を建替えるため解体し一帯開発する。
建物は地上9階・地下6階建ての1966年に竣工し、『帝劇ビル』には帝国劇場と出光美術館が入居し、『国際ビル』はオフィスビルとなっている。
石川県金沢市出身の建築家の谷口吉朗氏が設計した昭和時代の趣ある建築物だった。
東京都中野区のJR中野駅北口に建つ『中野サンプラザ』も建替のため閉館した。
建物は地上25階・地下2階の高層ビルで、音楽ホール、スポーツ施設、ボウリング場などが入居していた。
高層ビルに傾斜した低層部分がせり出した特徴あるデザインとなっている。
跡地の再開発計画では事業主が野村不動産、東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本が参加し、自治体と協定を締結し高層複合ビルを建設する。
日本全国では昭和時代に建てられた建築物が築50年前後を迎え、次々と建替のため解体されている。
築年数としてはまだ浅い重要文化財になる前に建築物が姿を消しているため、建築学術としては危機感を募らせている。
知らんけど。
【俺の経済新聞 2023年3月25日】
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