■実録、老朽マンションの現実【第1章-その2】

マンション名を公表すると資産価値などに実害が及ぶため伏せておきます。

仮名として『大阪のマンション』とでもしておきましょう。

その『大阪のマンション』は、マンション名の通り大阪市内の川沿いに建っています。

竣工は1973年と立派な老朽マンションである。

まず、『大阪のマンション』の建物に異変が生じたのは、建物躯体のあちこちにコンクリートのクラック(ヒビ割れ)が発生した。

その影響で角住戸の1室に漏水が発生。

大規模修繕工事は5年前に実施済みで、修繕工事から1年以内に漏水は発生していたとの事。

大規模修繕工事では外壁の塗装、ベランダと共用廊下と屋上の防水工事を実施している。

ただ、工事業者が漏水点検しても原因が判明せず、時間だけが過ぎていく。

建物を調査や点検し、大規模修繕工事の工事業者が手抜き工事をした様にもみえない。

それに、あちこちコンクリート躯体にクラック(ヒビ割れ)が入っている。

理事会の役員、大規模修繕工事の工事業者、管理会社など関係者すべてが首をかしげる。

そして、決定的な原因が見つかった。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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