■建材の在庫膨らむ

木材や鋼材など建設資材のメーカーや流通の現場で在庫が膨張している。

都心の大規模ビルの需要は堅調だが、中小規模ビルや住宅の建設が停滞している。

需要減少で建設資材メーカーは生産調整に取組むが、出荷も進まないため在庫は減らない。

高止まりしていた資材価格も一部では値下がりしている。

最も在庫が膨張するのは住宅用の木材で、新築住宅着工の低迷が響いている。

国土交通省の統計では2022年4月~2023年1月の新設着工戸数は前年同期比で0.3%減少し、木造構造が多い戸建て住宅は12.2%減少している。

一時はコロナウイルス感染拡大で郊外や地方の戸建て住宅の需要が広がったが、そのニーズが落ち着いている。

また、日本銀行が金融緩和策の低金利政策を修正し長期金利が引上げた事で、住宅ローンの固定型金利も上昇している事も逆風になる。

鉄鋼はビルの柱や梁に使用するH形鋼の在庫が増えている。

都心の大規模ビル向けは堅調な一方、中小規模ビル向けの需要が振るわない。

建材価格高騰で建物設計を見直す動きが見られる。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2023年3月9日】

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