■東京ミッドタウン八重洲、全面開業

三井不動産が東京駅前で建設していた『東京ミッドタウン八重洲』を全面開業した。

高層複合ビルには高級ホテルやバスターミナルが入居する。

高さ240mで45階建ての高層ビル『八重洲セントラルタワー』は、7階~38階がオフィスで1フロア4000㎡(1210坪)と最大級で、全フロアはほぼ満室という。

2000年頃に自治体の中央区が東京駅の八重洲口で再開発を発案し、2018年に工事を着工したが、2019年の新型コロナウイルス感染が拡大し、ビル施設の仕様など設計変更を余儀なくされた。

接触しなくても施設機能する設備を導入し、建物の出入口やオフィスドアには顔認証システムを設置、エレベーターは非接触ボタンを採用した。

飲食店の注文商品もデリバリーロボットが運ぶ。

高層階にフィットネスやラウンジを備え、テレワークやリモートワークの広がりからシェアオフィスも設けた。

低層階には商業施設、小学校、バスターミナルも入居し、高級ホテルの『ブルガリホテル東京』もオープンする。

東京駅周辺の再開発計画は丸の内や大手町が先行し、大規模ビルが少ない八重洲地区は出遅れていた。

八重洲地区再開発の第1弾が『東京ミッドタウン八重洲』で、隣接には東京建物が高さ250mの複合ビルを建設中で2025年に完成予定。

三井不動産、住友不動産、ヒューリックの不動産会社連合も再開発計画しており2028年度に完成予定。

対象面積2万㎡(6050坪)で43階建ての高層複合ビルを建設し、劇場、インターナショナルスクール、高級アパートメントが入居する。

大手町には三菱地所が高さ390mの日本一高い高層ビルの『トーチタワー』を建設中で2028年に完成する。

東京都心では、日本橋、有楽町、京橋でも大規模再開発が計画されており、オフィス事務所が縮小傾向にあるなかオフィスビルの大量供給につながると懸念されている。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2023年3月5日】

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