■中古マンション価格調整局面

2023年1月の中古マンション平均希望売出価格は70㎡(21坪)換算では、東京都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区)で9965万円(474万円/坪)と下落した。

2022年11月をピークに下落傾向となり、日本銀行の金融緩和策が修正され長期金利上昇となり、住宅ローン固定型金利や投資不動産の調達金利も上昇したため価格上昇に一服感が出た。

流通戸数は3895戸と増加し、直近3ヶ月間に値下した住宅割合を示す価格改定シェアは、1年前から8.6ポイント高い40.1%に上昇し、4割の売出住戸が値下げした事になる。

東京都区部は流通戸数が増加し、価格改定シェアは45.7%となった。

首都圏は4845万円(230万円/坪)、埼玉県は3062万円(145万円/坪)と上昇した。

近畿圏は2909万円(138万円/坪)で横ばいで、中部圏は2304万円(109万円/坪)で上昇となった。

中古マンション価格は10年近く上昇傾向が続き、東京都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区)は9割近く高くなり、同築年数の住戸で2012年に4000万円が2022年は7600万円となり3600万円も値上がりしている。

その期間は日本銀行の金融緩和策が実施され低金利時代が続いてきた。

2023年春に日本銀行の総裁交代で、低金利政策からの転換で金利が上昇すれば、マンション購入の借入コストも増加するため、マンション需要が減退する可能性はある。

投資マンションを複数住戸を所有する投資家も、今の高値で売却を動いて利益確定に動いている。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2023年3月3日】

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