■住宅ローンの諸事情
2022年末に日本銀行が金融緩和策を修正し長期金利が上昇した事で、固定型住宅ローンの金利も上昇している。
住宅ローンを利用して住宅を購入すれば、賃貸住宅とは違う固定費用の支出がある。
購入時には物件価格以外に諸費用もある。
毎年に課税される固定資産税・都市計画税、加入年による火災保険料、分譲マンションなら毎月の管理費・修繕積立金、戸建て住宅なら建物のメンテナンス費が掛かる。
住宅ローン金利の種類は、長期固定型、期間限定固定型、変動型があり、順により金利が下がる。
住宅ローンの契約者が死亡などした場合の団体信用生命保険も加入するのが一般的。
現在、住宅ローンを利用した購入者の大半が変動型で借りているが、変動型は5年間は金利が変わらず“5年ルール”により5年ごとに金利を見直す。
6年目に見直した分の金利に反映させるため、金利上昇局面の5年間だったら6年目に急に金利が上昇する事となる。
ただ、“125%ルール”により支払金利の上昇率は25%以内で抑えられるため、25%を超える金利は繰り越されていく。
住宅ローン返済期間内に変動型の金利上昇局面を迎えると、元本が減らず35年間に完済できず返済期間が延びる可能性がある。
定年退職を基準に住宅ローン期間を借りていると、退職後も住宅ローン返済が残る事になる。
知らんけど。
【俺の経済新聞 2023年2月18日】
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