■東海道四十一次の七里の渡し【その4】

なぜ、歴史的観光地に成り得た名古屋市の“宮宿”と“七里の渡し”は、その姿とはほど遠くなってしまったのか?

もしかしたら、観光客が喜ぶような都市整備より、地元市民の生活のしやすさの町並みを優先させたのかもしれない。

そこに住む人の“居心地よい新しい家”の方が必要で、“住み心地の悪い古い家”はどんどん潰して建替ようと言う考え方もある。

その辺りは外部の人間がとやかく言う事ではないし、主張する権利もない。

『自分の町が住み心地が良くなれば、環境や自然がどうなろうと構わない。』『俺の家にゴミを溜めるな、持ち込むなっ! 俺の家を汚すなら、まず地球を汚せ。』

大きく見れば“人間の本質”に行き着く。

ある意味、“ワルっ!”(悪)である。

『歴史的重要地区であろうと知ったことない! 古臭い建築物などバンバン壊すぜぇ!』

名古屋市は、この“ワルっ!”(悪)のカッコ良さを追求した結果が、この“宮宿”と“七里の渡し”に表現したのかもしれない。

そう、“ツッパリ都市・名古屋”なのだ。

そう考えると、この姿も『あり』と思えるようになってきた。

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