■住宅ローン固定型金利に上昇圧力
日本銀行が金融緩和策の修正を決め、住宅ローン金利の動向が注目を集める。
長期金利上昇で住宅ローン固定型金利は上昇圧力が掛かるが、住宅ローン契約者の9割が変動型金利を選択しているため影響は限定的と見られる。
住宅ローン金利は固定型と変動型があり、固定型は長期金利に連動し、変動型は短期金利に連動する。
フラット35は2022年12月の金利は年1.65%で、長期金利が0.5%だった時期に照らすと、今後のフラット35の金利は2%まで上昇する予測がある。
変動型は“短期プライムレート”に連動し1年に渡り据え置きのため、変動金利の基準金利は年2.475%と変わっていない。
変動型の適用金利は年0.3%となっており、適用金利は基準金利から金融機関の優遇金利を差引き決まる。
基準金利 2.475% - 優遇金利 2.175% = 適用金利 0.3%
住宅ローン契約者は返済期間中に優遇金利が変わる事がないため、基準金利が見直されない限りは返済金利は変わらない。
ただ、これから住宅を購入して住宅ローンを契約する申込者は優遇金利の見直しで金利変動はあり得る。
基準金利が変動しても5年間は返済額は変わらず、さらに5年経過後に金利上昇して返済額を見直す際も、その前の返済額の1.25倍を超えないルールがある。
返済額 70,000円 × 1.25 = 変動後の返済額 87,500円未満
ただし毎月返済額が増加しない分、住宅ローン期間内に元本が返済できない可能性が出るため、住宅ローン期間が延びる事も計算する必要はある。
知らんけど。
【俺の経済新聞 2022年12月22日】
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