■若者人気の風呂なし住宅

若者の間で風呂なし賃貸住宅が脚光を浴びている。

自宅にお風呂が無くても、近所に銭湯、健康センター、スポーツジムがあれば、そこで風呂に入る事ができる。

日常の不便はなく、それに風呂が無い事で家賃も相場より安い。

近所の銭湯に通えば地域交流できる事も魅力という。

昭和中期までにはあった風呂なしアパートも、その後の近代化住宅が増加し、現在ではほとんど見る事がない希少性物件でもある。

それでも風呂なし住宅をわざわざ選択する若者の嗜好性の変化もある。

なるべく物を持たず、無駄のない空間を好み、家の機能を減らしたシンプルに生活したいミニマリスト志向と言える。

風呂なし住宅なら、街全体を1つの家として捉える事で、自分の生活が広がり、地域と触れあえる。

大阪市の淡路にある昭和湯は、近隣の風呂なし住宅をリノベーションしてゲストハウス『木雲』(もくもく)として、宿泊客に無料で銭湯を何度でも利用してもらっている。

昔は銭湯と長屋の環境が地域との交流の場だった。

それが現代風に蘇っているのかもしれない。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2022年12月18日】

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