■名駅南側、最後の再開発地区
名古屋駅ビルを高層ツインビルに建替した2000年頃から、名古屋駅周辺では再開発が旺盛となり高層ビルが建設され景観の一変した。
名古屋駅を中心に東地区から始まり、北地区、そしてリニア中央新幹線開業の関連事業として西地区に再開発が広がる。
ここに来て、最後の南地区の再開発計画が見えてくるようになった。
西側に走る線路を挟んで反対側の“ささしまライブ24”では、貨物駅跡地に高層ビルを中心とした再開発が進んだが、南地区は古い住宅や倉庫などが残る昔ながらの街区が取り残されていた。
広小路通から南側は、昔はキャバレーなどが集まる歓楽街だったが時代と共に衰退し、今では時間貸し駐車場や古い建物が目立つ。
昭和時代までは名古屋で一番高い建物だった26階建ての『住友生命名古屋ビル』も、今ではそれほど存在感を示していない。
2022年の基準地価では、名駅南東地区は1㎡あたり59万5000円(196万円/坪)と、名駅北東地区の140万円(462万円/坪)に比べ4割程度の土地値である。
この安価な土地により、近年では高さ150mの『ナゴヤ・ザ・タワー』などの新築マンション建設などが動き出しており、愛知県の基準地価上昇率トップの地点は“名駅南3丁目”の12.3%だった。
南地区の地権者などは、スタートアップを中心とした拠点にする計画を示している。
インバウンド(訪日観光客)なども、名古屋駅から南地区を経由して、栄や大須へのルートを創出する構想もある。
知らんけど。
【俺の経済新聞 2022年11月10日】
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