■侍ノ里☆刈谷/SAMURAI★TOWN★KARIYA【その2】
『刈谷城』を境川を挟んだ反対側にある尾張国の『緒川城』で生まれた於大の方(おだいのかた)。
お父さんである『緒川城』城主の水野忠政は今川側で、三河国と友好関係を結ぶため娘を同じ今川側の松平広忠と結婚させる。
そして、長男の竹千代(徳川家康)を出産し、三河国の『岡崎城』で親子3人幸せな家庭を築こうとした矢先に事件が起こった。
於大の方のお兄さんの水野信元が家督を継いで尾張国の織田家の傘下となり、駿河国の今川家の傘下だった三河国の松平家としては都合が悪くなる。
そのため於大の方と松平広忠は離縁させられ、息子の竹千代(徳川家康)を置いて出戻し、1人身となり『刈谷城』の“椎の木屋敷”で生活する事となる。
遠い地の『岡崎城』に置いてきた息子(徳川家康)にも会えず、生まれ育った『緒川城』にも帰れず、境川を隔てた『刈谷城』で1人寂しく生きていた事でしょう。
親や夫の都合で家庭をメチャメチャにされた妻、そして母こそ、戦国時代の最大の被害者であろう。
■マンション管理士事務所ループデザイン■
マンションに関するご相談はループデザインにお任せください。
メール相談は無料です。
【メールアドレス】
open.closet@gmail.com
■マンションコンサルティングオフィス ループデザイン
http://loopdesign.web.fc2.com/