■宅地造成等規制法から盛土等規制法へ【第2章-その3】

土の地質にもよると思いますが、盛土の高さや体積、傾斜の角度など、それに排水設備の設置により、施工直後の盛土で大雨が降っても崩れている箇所は見受けられません。

平地での盛土という理由もありますが、これが山の斜面だったら、さらに気を使う盛土や切土の工事になるでしょう。

例えば宅地造成工事は、その後に新築住宅が建ち並びます。

その新築住宅を購入する人は、宅地造成工事までは関与していません。

工事を実行した関係者が、その宅地造成した新築住宅を購入する例はあまり見られません。

要は他人事の姿勢で工事をしていると、静岡県熱海市の土石流災害みたいな事故が起こります。

もし、宅地造成したその土地に、自分の家を建てるなら、工事関係者は決して手を抜いた工事を実施する事はありません。

工事現場を、目を光らせて監視しているでしょう。

ビルを建てる建設工事も同様ですが、その仕事に対する“誇り”や“愛情”が有るか無いかで工事の品質が変わってきます。

『自分のモノではないから、指示の範囲内しかしない。』

『聞いていない、言われてない、だからそれ以上はしない。』

こんな作業員が関わった工事現場は、静岡県熱海市と同様の品質の可能性があると言う事です。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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