■徳川家康の母君、於代の方と師崎街道【その12】
この師崎街道、ほとんど古民家の日本家屋か、新しい戸建て住宅しか建っていないのだが、1軒だけ古い洋館みたいな建物があった。
個人住宅なので詳しい事は解からないが、医者か代議士の自宅なのか、明らかに昭和のお金持ちのオーラを放っている。
洋館だけでなく、門構えからして違う。
無言で『外界は受け付けません。』と威圧している。
下手な警備会社のセンサーより効果抜群である。
変に写真をバシャバシャ撮っていたら、中から“ばあや”が出てきて追っかけてきそうだ。
だから、ちょっと緊張しながらパシャパシャと数枚撮って、すぐに退散した。
あと、古民家を撮影していたら、近所の人に『何を撮っているんですか?』と、声を掛けられた。
『この様な古民家を撮影している。』と言ったら、不思議そうな顔をしていた。
京都や奈良などでは歴史的価値のある古民家や町家でも、この地域では当たり前の存在なのか、わざわざ写真に納める人は皆無なのであろう。
ある意味、価値を知らずに使われている歴史的建築物の恐ろしさよ。
毎朝、伊万里焼の皿で朝食を食べているのと同じ感覚である。
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